あなた「七海先生と夏油先生、お気を付けて!」
俺の頭に手を置いて、ワシャワシャと撫でてから夏油先生と七海先生は真人という呪霊のところに向かった。
担任が任務で居なくなったので、俺は1年2年が体術訓練している、グラウンドに向かった。
あなた「ちゃんとやってるか?」
丁度、休憩していた恵君と吉野君に飲み物を渡した。そのまま、隣に座った。
恵「あなた先輩。授業は?」
あなた「夏油先生が任務行ったから、手伝いに来た」
ペットボトルのキャップを開けて、喉を潤した。
唐突に、吉野君から質問された。その質問を聞いたときに、恵君の肩が揺れた。
吉野「…あなた先輩も、呪術師ですよね。人を……殺したこと、あるんですか?」
あなた「あるよ。呪詛師も非術師も、な」
俺は、即答した。呪術師をやっていれば、命の天秤を、命の価値を選別しなくては、ならなくなる。
吉野「躊躇ったりは、」
あなた「無い。自分が死ぬかもしれないからね、出来ないんだよ」
俺は、ちゃんと先輩らしく笑っているのかな。それとも、真剣な顔をしているのかな。
あなた「暗い話はここで終了。ほら!真希ちゃんに呼ばれてるよ!」
俺は、二人を立たせて、背中を押した。
はい、作者です。
ちょこっと闇が見えちゃいましたかな?
えっと、随分前に伝えないといけなかったんですが、
ミミナナちゃんは、服飾系の高校に進学しました!
本編1で入れ忘れてました。
遅いですねw。すみません!
報告で、
高校が始まるので、更新が遅くなります。
週、三日は投稿します。
よろしくお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。