??「やっほー!って増えてる!?」
晩御飯の準備をしていると、白髪頭でサングラスをかけて真っ黒の服を着た長身の男の人が現れた。
明らかに、強い人。
到底敵いそうの無い人。
その人が俺をまじまじと見てきた。
??「へ~…お前、名前は?」
あなた「人に聞くなら、まず自分から。では?」
五条「五条悟」
案外あっさりと教えてくれた。五条悟。ん?五条?どっかで聞いたことのある名前だ。何処で聞いたんだっけ?
あなた「俺は赤石あなた」
五条「お前も視える側だろ?」
俺は首を傾げた。こういう相手が強い場合はなるべく情報を隠す方が良い。生憎、俺は演技が上手なもんで五条さんは「ふ~ん」と言って終わった。
恵「悟くん」
五条「お~恵、元気にしてた?」
それからは、なんとなく、警戒しておいた方がいい人だと思った。
はい、作者です。
やっと、五条でましたね。
ここから、癒しと片割れを救ってきますよ。
全員救出していく。はずですw。
だって、誰にも死んでほしくないんやもん!
本誌でバンバン死ぬけど…全員生存ルートなんで
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。