五条「あなた、ちょっといい?」
恵君を家入さんに渡した。
そのあと、指を食べた男の子改め、虎杖悠二君をお札が沢山貼ってある部屋に運んだ。
そして、俺が部屋から出ようとしたところで、五条先生に冒頭の言葉を言われた。
五条「あなたはどうすべきだと思う?」
あなた「俺は、死刑にすべきだと思う。なんなら、今ここで」
すると、五条先生は小さく笑った。
五条「どうして?」
俺は、少しだけはぐらかした言い方をした。
あなた「哀しみの芽は早めに摘むべきだ」
五条「…ふっ、随分、仲間思いなことで」
良かった、五条先生は私の意図に気付いてくれて。
五条「じゃあ、僕は上とお話合いをしてくるよ」
あなた「ふっ、話し合いにする気なんて無いように見えるけどな」
てか、俺を虎杖君と一緒にして、放っておくなよ…。
はい、作者です。
あなたの想い、分かるかな?
上は絶対に殺しに来るから、
仲良くなって殺されるより、
まだ仲良くなっていない今現在で殺したほうが
みんなの心の傷は浅いから。ってこと!
分からなかったら毎度のようにコメントに!
普通に感想をコメントに書いてくれると、嬉しいけどね
じゃあ、また次回
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!