第4話

3話
389
2021/07/03 11:53
神谷光輝
神谷光輝
おはよー
上条季蛍
上条季蛍
おはよ光ちゃん先生
神谷光輝
神谷光輝
どんな呼び方ですかっww
上条季蛍
上条季蛍
いいじゃん!
神谷光輝
神谷光輝
まぁいいけど
上条季蛍
上条季蛍
^_^
神谷光輝
神谷光輝
じゃあ、体温測って
上条季蛍
上条季蛍
ピピピピッ
神谷光輝
神谷光輝
何度?
上条季蛍
上条季蛍
えーっと…36.2
神谷光輝
神谷光輝
うん、平熱だね
上条季蛍
上条季蛍
良かった
神谷光輝
神谷光輝
ちょっと聴診するね
上条季蛍
上条季蛍
はーい
神谷光輝
神谷光輝
よし、OK
上条季蛍
上条季蛍
あざーっす
神谷光輝
神谷光輝
あっそういえば今日、季蛍の両親来るよ
上条季蛍
上条季蛍
やったー!
神谷光輝
神谷光輝
だから、それまで安静にね
上条季蛍
上条季蛍
はーい!
この時季蛍はまだ気づいてなかった。
この後、季蛍の身にあんな事が起こるなんて…
コンコンッ........
上条季蛍
上条季蛍
はい…
お父さん
お父さん
季蛍
お母さん
お母さん
季蛍…( ¨̮ )
上条季蛍
上条季蛍
お父さん!お母さん!
お父さん
お父さん
バシッ
お母さん
お母さん
上条季蛍
上条季蛍
え?
季蛍は今…父親に殴られた…
上条季蛍
上条季蛍
ど、どうしちゃったのお父さん
お父さん
お父さん
季蛍…お前はもう俺の子供じゃない
お母さん
お母さん
ごめんなさいね、季蛍
上条季蛍
上条季蛍
え、何で
お父さん
お父さん
お前みたいな奴、いらないんだよ
上条季蛍
上条季蛍
え、、........
お母さん
お母さん
こんな病弱な子供、誰も欲したがらない
お父さん
お父さん
て事で…お前はもういらないんだ
上条季蛍
上条季蛍
........泣
お父さん
お父さん
最後に…
バシッバシッバシッバシッバシッバシッ…×10
ドンッドンッ×10
上条季蛍
上条季蛍
な、何で蹴るの?殴るの?
お父さん
お父さん
今まで俺たちに迷惑をかけてきたのだから、これぐらいはな…( -ω- ´)フッ
お母さん
お母さん
そうよそうよ
じゃあね、季蛍。
お父さん
お父さん
さよなら(ヾ(´・ω・`)
病室の扉は…バンッと閉じられた…。
上条季蛍
上条季蛍
痛い........泣泣泣
上条季蛍
上条季蛍
苦しい…
                    30分後…
神谷光輝
神谷光輝
そろそろ帰ったかな…。
上条季蛍
上条季蛍
泣泣泣泣
神谷光輝
神谷光輝
コンコンッ
失礼しまーす。
上条季蛍
上条季蛍
…ハッ…神谷せんせぃかな……
神谷光輝
神谷光輝
季蛍〜?
上条季蛍
上条季蛍
シクッシクッ…泣
神谷光輝
神谷光輝
えっ?季蛍?何で泣いてるの?
上条季蛍
上条季蛍
ううん…何でもない........
神谷光輝
神谷光輝
何でもなくないでしょ
上条季蛍
上条季蛍
大丈夫だから…
神谷光輝
神谷光輝
我慢しないでいいよ…。
何があったの?
上条季蛍
上条季蛍
先生........。
神谷光輝
神谷光輝
うん…なんでも聞くよ(^・ェ・^)
上条季蛍
上条季蛍
お父さんに蹴られた、殴られた…。
私なんか、居らないって…。
神谷光輝
神谷光輝
えっ........(ダメだ。俺が焦ってどうする)
そっか…辛かったね…
上条季蛍
上条季蛍
えっ?(何で受け止めてくれるの)
神谷光輝
神谷光輝
とりあえず、どこを蹴られたりしたのか教えてくれないかな?
上条季蛍
上条季蛍
お腹を蹴られて…顔を殴られて…。
私が立った時に足首蹴られて…。横腹を殴られて........
神谷光輝
神谷光輝
結構痛かったでしょ?
処置室行こっか
上条季蛍
上条季蛍
うん…
神谷光輝
神谷光輝
ここ座って(^ν^)
上条季蛍
上条季蛍
(座る)
上条季蛍
上条季蛍
........
神谷光輝
神谷光輝
まずは顔からね。
次は足首........
神谷光輝
神谷光輝
よし!どっちも大した傷じゃないみたいで良かった!
上条季蛍
上条季蛍
ありがと........
神谷光輝
神谷光輝
うん!
次はお腹見るから、ベットに寝てくれる?
上条季蛍
上条季蛍
うん…
神谷光輝
神谷光輝
うわっ!結構痛かったでしょ?
上条季蛍
上条季蛍
そだね........痛かった…
神谷光輝
神谷光輝
でも、腹腔内出血は無さそうだ。
よし!処置完了です!
上条季蛍
上条季蛍
........
神谷光輝
神谷光輝
お疲れ様(*´∀`*)
病室戻ろっか!
上条季蛍
上条季蛍
うん........

この時から神谷先生は気づいていた。
季蛍の身体的な傷は大した傷じゃない。
でも、心の傷は凄く深かったことを........

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