第10話

21
2019/01/20 13:05
優花




正直、今日の奏斗にはびっくりした
優花
ねー可愛いって言われたじゃん!
もう嬉しすぎる!


喜びが溢れて今日は私があなたに抱きつきた
あなた

でも奏斗は…

優花
舞花?
あいつも悪いよね、どっち付かずで周りを困らしてんじゃん
あなた

友達だからしゃーないよ

優花
そーなのかも知れないけど
奏斗はどー思ってんだろ…
あなた

どーも思ってないんじゃん?
だからまだまだなんだよ

美海
あなたちゃん
あなた

え?あー美海

美海
あなたちゃん、お願い、奏斗くんのことは諦めてくれないかな?あなたちゃんも分かってるんでしょ?
舞花ちゃんのこと
優花
え?なにそれ
美海
優花ちゃんは黙ってて、お願い、私が出来ることはこのくらいなの、お願い!
あなた

わかった、でもそんなこと言うってことは私の気持ちを変えさせてくれんだよね?

美海
えっ…
あなた

できないなら私も諦められない、ごめん




それから美海はその場から離れた
















本当に美海には呆れた










同じ部活3年目、信じてきたのに










それだけの人だったとは思いもしなかった










最低だと思う










あなたを傷つける人は誰であっても許せない


優花
あなた?大丈夫?
あなた

う、うん…大丈夫

絶対大丈夫なわけないじゃん
お願い、私には毒吐いて良いから
諦めないで…
舞花




あなたや優花とはちがう塾だけど










奏斗がいる










自習室で毎日のように隣とかで近くで勉強している










だからあなたよりは奏斗と距離は近い自信がある










なのにあなたと奏斗が楽しそうにしているのを見ると










不安になる








あなたには負けるはずかないのに











奏斗には私だけ見てほしい










奏斗とクラスが違うのに










あんなに仲のいいあなたが羨ましかった














❤️くれたら嬉しいです
よろしくお願いします!笑

プリ小説オーディオドラマ