第9話

19
2019/01/20 09:39
奏斗






バカな俺だって気づいている











俺と舞花が話始めるとあなたがその場から離れるのを










知っているけどどーすればいいのか分からなくて










いつもスルーしてしまった










このままだとあなたが俺から離れていくこともわかる










でも俺どっちが好きなのかも分からなくなってきた










あなたor舞花











どっちなんだ

放課後






今日は学習委員の仕事で帰りが遅い










週末にやる置き勉チェックとかファイル回収とか










めんどくせーけどあなたが頑張ってるから











俺のは優花と一緒だ










一緒に仕事をやっていると優花がある質問をしてきた
優花
ねー奏斗ってさ…
好きな人いるの?
奏斗
え?んー笑
居なくもないかな
優花
へー
奏斗
なに!へーって!笑
優花
いや…笑
奏斗
よし、こっち終わり
優花は終わった?
優花
うん!もー少しであなた来るから 
待ってて?
奏斗
おう!






数分後…
あなた

お待たせー笑
ごめん遅くなっちゃった笑
じゃー提出行こ!




週末のファイルの提出は別な棟の3階










いつもは辛いけどあなたが居ると楽しかった
奏斗
ねー聞いてよあなた!
さっき優花が好きな人いるのか聞いてきたんだよ笑居るわけないよな笑
優花
えーさっき居なくもないって!
あなた

そーなの?笑で本当は?笑

奏斗
もーなんであなたまでー!笑
わかった、いるよ!笑
あなた

へー、舞花?

優花
奏斗
え?なんで?
あなた

仲良いからさ

奏斗
もしかしてだよ?もしかしてだけど
あなた焼きもちやいてる?
あなた

…。別に

奏斗
えー待って…可愛いんだけど
あなた

うるさい!笑

怒りながらも背が低いあなたは上目遣いで見つめてくるところがまたかわいい















仕事が終わって3人で下校する











やっぱり俺はあなたが好きだ

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