第28話

大毅side
夜中。

なんだかめちゃくちゃ息苦しくなって
目が覚めた。

なんやろう。
めちゃくちゃ寒い。
寒いし、とにかく体中が怠くて動けへん。

「ゲホッゲホッゲホッ」

布団を頭まで被ってみるけど全然アカン。

「ハァハァ、、、くるし、、、」

寒くて怠くて息が出来なくて。
その上、さっきから胸の辺りが痛い。

なんだか分からんけど、とにかく怖くなって
ぼんやりとする意識の中、
必死にナースコールを押す。

プーーーーーーー

看護師『はい、ナースステーションです。
重岡さん、どうされました?』

「ハァハァハァ、、、息が、、、くるし、、、くて
、、、むね、、、が、、、いたいです、、、」

そのまま俺は意識を手放した。

























「ん、、、」
目が覚めると、
俺は見たこともない機械に囲まれてて。

まだぼーっとする意識の中、
息がしやすいのと
胸の痛みがなくなっていることだけは分かった。

看護師「重岡さん?わかりますか?」

カーテンが開いて、
看護師さんが俺の名前を呼びながら
肩を叩く。

「はい、、、」

どうにも喋りにくいな思ったら、
酸素マスク付けてたみたい。
看護師さんが酸素マスク取ってくれて、
そしたら先生が来て。
今の俺の状況を説明された。

医師「抗がん剤の副作用で
免疫力が低下しています。
そこにウイルスが入り込んで
結果ウイルス性肺炎を引き起こしました。」

ようするに、感染症ってことかな?

2日間くらいずっと寝てたらしい。
ヤバない?2日やで?
流星より寝てるやん俺(笑)

「意識も戻って、呼吸も安定してるから」って
一度酸素マスク外してもらってんけど、
少ししたらちょっと息が苦しくなってきたから
酸素チューブって言うんかな?
鼻に付ける透明なチューブみたいなやつ。
付けてもらった。

ちなみにここは
集中治療室なんやって。
大事をとって、
肺炎が治まるまで集中治療室で
様子を見る言われた。