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第12話

闘病生活の始まり
照史

しげが活動休止を発表した2日後。

大毅「ごめんな、わざわざ一緒に来てもらって。
しかも入院の準備まで手伝ってもらって。
ほんまに助かったわ。」

淳太「ええって。
またなんか必要な物あったら言い?
下の売店にも売ってるやろうけど、
あんま出歩けへんかもしれんから。」



しげは抗がん剤治療を受けるため入院した。

入院する日、オフやった淳太くん、神ちゃん、俺、そしてマネージャーのいっちー(一橋正樹)と
草窓さんが入院の手続きなどのために
一緒に病院へ。

病院へ向かう車の中で、しげは不安なのか
珍しく一言も喋らなかった。

照史「にしてもやっぱ芸能人なんやな。
こんな広い一人部屋に入院できるんやもん。」

智洋「トイレも風呂場も洗面所もあるから、全部病室の中で済むな。」


芸能人ということで、
「お見舞いの人もたくさん来ても
ここなら気にせず話せるし、
ゆっくりしてもらえる。
ソファやテーブルもあるから
仕事の打ち合わせもできるし、
何より病室に入る際には
IDカードでの照会や
インターホンなどのセキュリティがあるから
安心して治療に専念できる」
と、最上階の特別個室病棟と言う
関係者しか立ち入ることの出来ない
病棟に病院側が病室を用意してくれた。

ここまで広い部屋とセキュリティ対策があるから
病室の使用料金はかなりの高額で
最初はしげも普通の個室で良い言うてたんやけど、
所属タレントの身の安全のためにと
事務所が使用料金を払ってくれることになった。

照史「しげー?着替え終わったー?」

今病室にいるのは神ちゃん、淳太くん、俺、
そしてしげの4人。

俺らが病室内を見ているとき、
しげは病院から渡された入院着に着替えていた。

大毅「終わったで。」
病院に向かう時の不安そうな表情は、
相変わらずで、

智洋「しげ?なしたん?」

神ちゃんが声をかけると、
その不安そうな表情が
一気に泣きそうな表情に変わった。

淳太「しげ、こっちおいで。」

淳太くんの隣に座ったしげは
そのまま淳太くんの肩に顔を埋めて
静かに泣き出した。

淳太「怖いな。不安やな。
けど、お前は一人やないんやで?
俺らが一緒におるから。
怖かったら怖いって、
不安なら不安やって言いや?
一緒におって怖くないようにしたるし、
不安やってなくしたる。

皆で闘おう。
な?」

淳太くんの肩に顔を埋めたまま、
しげは小さく頷いた。


そんな二人を見守っていると、
看護師さんと先生、
そしていっちーと草窓さんがきて。

全員が揃ったところで
これからの治療の流れや、
抗がん剤による副作用の説明などを受けた。

マネ「先生、重岡のことを
どうかよろしくお願いします。」
医師「はい。重岡さん、一緒に頑張りましょう」
大毅「、、、はい。よろしくお願いします。」


こうして、しげの闘病生活が始まった。





作者
作者
マネージャーの一橋正樹の呼び方ですが
重岡、神山、藤井、小瀧→まさニィ
桐山→いっちー
濱田→まっさん
中間→正樹
とさせていただきます。

マネージャーのメンバーの呼び方は
重岡→しげ、重岡
桐山→照史、桐山
中間→淳太、中間
神山→とも、神ちゃん、神山
藤井→流星、藤井
濱田→濱ちゃん、濱田の崇裕、濱田
小瀧→のんすけ、ガキんちょ、小瀧
とします。

小瀧くんの「ガキんちょ」は悪口ではなくて親しみを込めた呼び方です。
名字呼びは話し合いの場面だったり、
改まった場でメンバーを呼ぶ(あるいはメンバーのことを話す)ときくらいで、基本的には名字呼び以外の呼び方をします。