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第10話

報告
マネ

次の日。

俺はメンバーと他のマネージャー3人を
事務所に呼び出した。

流星「え、、、と」
望「え、俺らなんかした?」

社長はもちろん、普段会うことのない
上層部の人間がいるのを見て
落ち着かない様子のメンバー。

草「よし、皆揃ったな。
急に呼び出してすまなかった。

今日は重岡から大事な話がある。
重岡、自分から話せるか?」

草窓さんの問いかけに、
しげは「はい」と
声を震わせながら答えた。

普段とは明らかに違うしげの様子に
誰もがただ事ではないと思った。

大毅「、、、あの、、、
俺の、、、肺に、、、



、、、ガンが見つかりました、、、


もう、腰にも転移してて。
、、、末期ガンって、、、っ
言われました。」

これからって時に、本当にごめんなさい

しげはそう呟いて静かに泣き出した。

草「ありがとうしげ。
もういいから。」

草窓さんが泣いているしげの背中を擦る。

草「昨日、社長と一橋と一緒に
主治医から話を聞いてきた。

末期であることに変わりはないが、
治療はできるし、
今すぐ入院して抗がん剤治療を受ければ
治る可能性も0ではないそうだ。

もしこのままなにもしなければ、
あと3ヶ月しか持たないと言われた。」

JW「は?3ヶ月?」
「ウソやろ?」
「なんでなん」

照史「しげは?しげはどうしたいん?」
大毅「、、、俺は、、、」


少しは言葉に迷ったあと、
大毅「俺は、生きたい。
まだ皆と一緒におりたい。
まだアイドルでいたい。
、、、死にたくない、、、
、、、まだまだ生きたいねん」

そう、しっかりした声で言った。
泣き叫んだようにも聞こえたこの言葉。

大毅「グループに穴空けて、
迷惑かもしらんけど、
俺頑張って治すから、
だから、治療受けたいです、、、っ」

しげは頭を下げながらそう言った。

草「皆はどう思う?
重岡がいつ退院して復帰できるか、
それは分からない。
重岡がいない間は6人体制になるし、
これまでの楽曲だって
重岡のパートを誰かが代わりに
歌わないといけなくなる。
他にも一人いないだけで
他のメンバーがその分を
カバーしなければならない。」

智洋「それは十分に分かってます。

しげ、絶対戻ってくるんよな?」

大毅「、、、ん。戻ってくる。」

照史「俺らは重岡の意志を尊重します。
7人やないと、ジャニーズWESTやない。
穴空けるんも全然迷惑なんかやない。
しげが元気になるために必要なんやから。」


しげが入院することに、
異議を唱える人は
誰一人いなかった。


大毅「、、、ありがとう、ございます」

深々と頭を下げたしげを
淳太がそっと抱き締めた。

そして、その翌日から
ジャニーズWEST・重岡大毅は
無期限の活動休止となった。