今日はドヨンがお手伝いで学校に残るから俺があなたを迎えに来た。
俺は鼻歌を歌いながらあなたとドヨンの学校に向かった。
🐷 " なんとかヨシとルトをまいてこれた〜 せっかくのあなたと二人の時間邪魔されたくないからな〜 "
なんて言ってると
🧚♀️ " あ!ヒョンソクオッパ〜! "
俺の事を見つけたあなたが手を振っている
🐷 " お!迎えに来たぞ〜 "
なんて言いながら俺も手を振った
🐷 " よし、帰るか ! "
🧚♀️ " はい ! でも…わざわざ迎えに来てくれなくてもよかったんですよ ? "
🐷 " いや、あなたは女の子だし。俺があなたと2人で居たいから。なんつって笑 "
🧚♀️ " 何ですかそれ 笑 素直に嬉しいですけど 笑 "
🐷 " え… "
🧚♀️ " なんちゃって 笑 "
🐷 " あ!ヒョンをからかうなよ 笑 "
🧚♀️ " ふふ、すみません 笑 でもほんとに嬉しいですよ ? 私もヒョンソクオッパと2人で一緒に居たいな って思う時もありますし、 "
🐷 " … ほんとに ? "
🧚♀️ " ほんとですよ ? "
……俺は歩く足を止めて立ち止まった
🧚♀️ " ヒョンソクオッパ ? "
ギュ
俺はあなたの手を握った
🧚♀️ " え… "
🐷 " 俺…勘違いしちゃうけどいい ? "
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。