いつものように、ゲームを開いて
フレンドリストからテヒョニヒョンを選択する
通話しますか?
はい いいえ
僕は前々から、テヒョニヒョンと話している
てか、テヒョニヒョンとしか話す相手が居ないのだ
悲しいけど人見知りで、そう簡単には友達が出来ない
やっぱりテヒョニヒョンとは随分はなしこんでいる
だから、気軽に話せる唯一の友達なのだ
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そんな特別珍しい話をする訳でもなく
普段通りの話をしていく
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あまりにも話がいつも通りすぎて
飽きた俺はそんなことをテヒョニヒョンに
聞いてみることにした
テヒョニヒョンは基本的に
「なんもない」という一言で終わるから
こういうことを言うのは珍しい
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テヒョニヒョンの口から衝撃発言が出た
吸血鬼....?そもそも存在するのか?
このヒョンはついに頭がおかしくなったのか
いや、元からテヒョニヒョンはそんな人だったか
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テヒョニヒョンの声色からして本当の事のようだ
それにしても吸血鬼....
理解するにも時間がかかるな....
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。