第25話

嫌われマネージャーもとい武装探偵社社員
8,395
2022/08/10 08:09
澤村「悪いっ、乱れた!」


成田「田中カバー!」















あなた「皆さん…頑張っていらっしゃいますね。」






北「あなた、タオ_______」





あなた「はいっ!どうぞ!」





にっこりして手渡すと少し驚いた後に心無しか、やんわり笑ってもらえた気がした。





北「ありがとぉな」





あなた「いえっ、そんな…滅相も御座いません。」




本当に、北さんはお優しくて、礼儀がなっている方です…!




私も見習わなくては






侑「ん。」




あなた「はいっ!」




侑「何で分かってん。」




あなた「えっ、タオル欲しくて手伸ばしたんですよね?」



違ったかな……



侑「っ…北さんがええって言いはっても俺はお前が嫌いや。」





あなた「そうですか…」









今日、稲荷崎のマネージャーをさせていただくこととなったのですが…



私、涼鬽あなたは、何故か侑さんと治さんから嫌われているようなんです。


治さんは直接的には言って来ないのですが…



なんか雰囲気と言いますか…オーラと言いますか…



何か気に触ることをしてしまったでしょうか…。























雪絵「皆〜、そろそろお昼だよ」





日も高くなってきたころ、雪絵さんから声がかかった。




いつの間にっ……







あなた「このセットが終わったら行きます!!」





雪絵「はーい」



雪絵さんは優しいした口調で答えると髪をふわりと靡かせて食堂の方に向かっていった。



眠たげな目が愛らしいです……雪絵さんはやはり別嬪さんです…。






ピッピー



27対25で稲荷坂の勝利



あなた「私、スクイズ洗ってきますね」





北「おん、あとで食堂おいでや。」





侑「こんでもええよ〜」



北「侑」



侑「すんません」









絶対ギャフンと言わせてやる……





午後練だって人一倍動いてやりますよ





あなた「うおおおおお!!」






??「めっちゃ気合入ってんなー!あいつ」




??「何かあったんですね…」





















清水「ええっ…」




雪絵「どうしようか〜」



自主練に付き合っていたらすっかり遅くなっちゃった……



遅れて食堂へやって来ると、何やら皆さん困っている様子




あなた「??どうかなさいましたか?」




鏡花「あのね、もう一箱あると思ってたスポドリの粉の箱がなかったんだって」





あなた「あぁ、粉なら私買ってきますよ?」





谷地「だっ、駄目だよ!こんな夜遅くに…」




えっ………





あなた「まだ9時ですが…?」





「「まだ?」」




そんな夜遅くはない…はず



それに……



あなた「それに、マネージャーの皆さんに行かせるわけにはっ___________」





北「どないしたん?」





あなた「うぎゃっ」



しまった…変な声がっ……



侑「お前、ほんまに女かいな」





っ…この人はっ〜





あなた「随分と失礼ですねっ!侑先輩」




侑「んなっ_____」




治「そこまでにしときぃ」




あなた「あぁ!そうだ!粉っ!」






清水「本当にいいの?」





あなた「はい!お任せを」



グッと親指を立てて見せると、「ならお願いしようかな」なんて少し笑いながら言ってくださいました。



マネージャーの皆さんは別嬪さんばかりです…。




北「出掛けるん?」




あなた「はい、そこの、ショッピングモールまで」





北「…………侑、治、着いてったりぃ」




「「はい???」」




北さん…………………!?

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