人間不信だったから。
お前が?なわけwww
そうだよw
ガチャッ
おいお前ら!
早く戻ってこい!
はぁ…戻るぞ、モブ1
はーい…
先生…ごめんなさい…
もう少しだけ…
俺とまふまふに
時間をください!!
早く戻ってくるんだぞ。
モブ1、モブ2。
お前らは戻るぞ。
ッチ…
ガチャンッ…
まふまふ。
なん…ですか…
大丈夫だ。
俺は敵じゃない。
完璧に信じてくれなんて
言わないから。
俺も人間不信だった。
無理に信じることがどれほど辛いのか。今のお前の気持ちも、分かっているつもりだ。
じゃあ…優しくされても
信じられないのも。
分かるはずですよね…?
分かる。だからこそ。
お前を守りたい。俺と同じようになって欲しくないから。
でも…もう同じじゃないですか。僕は人間不信ですよ?
俺は…
人類憎悪症候群になった。
人類憎悪症候群!?
本当はまふまふに話しかけるのさえも辛かった。
誰にも会いたくなかった。
でも、笑顔で俺に言葉を返してくれたのは…まふまふ。
お前だけなんだよ。
僕…が…そらるさんに?
だから…今度は俺の番。
何とかしてやりたい。
少しだけ…
信じてもいいですか?
もちろん。
いつでも待ってる。
────────────────────
それから僕はそらるさん1人だけど…
信じることができるようになってきた。
誰も信じたくなかった。
生きるのが辛かった僕に…
手を差し伸べてくれた暖かい太陽。
僕が夜の寒さに凍えてる時は
いつでも暖めてくれた。
その笑顔は僕を救ってくれた。
ありがとう、そらるさん。
────────────────────
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。