昨日は入学式のあと、即帰らされたのでクラスの誰とも
話せなかった。
だから私のぶりっ子キャラは発動されなかった。
ということは、つまり!!
そう言っている私は今日もバッチリメイクを
施している。
のんー、興味なさそうな反応やめてー! つらいよー!
淡々と答えるのん。
いや、まあたしかにそうなんだけどね。
私が言いたいのはそうじゃなくてさ!
私にはそんなの関係ない、的な顔してる。
そこでぶりっ子女を演じれば·····きっともう騒がれる
ことはないっ!
ご飯がゆっくり食べられる!
なんて、のんに言われながら教室に入った。
のはいいんだけど·····。
なぜかクラスの真ん中のほうに女子が集まって、
人だかりができている。
ってのんと顔を見合わせる。
というか、私の机が人で埋まってるんですけど·····
座れないじゃないかっ!
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長くなるので一旦切ります!
中途半端ですみません💦
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。