〜デビュー日〜
今日は有名な歌番組で歌うの!
他の出演者さんも豪華で、あのRAMPAGEもいる。
出身者の皆さんにあいさつも終わりもうすぐ私の出番。
私の紹介がされていく…
私は緊張しながら明るいステージに足を進めた。
気づいた時にはもう、歌い終わっていた。
〜舞台袖〜
私はふとステージの方を見た。
たくさんの男の人達が歌ったり、踊ったりしている。
一人一人とても輝いているのに、どうしても1人の人に目が惹き付けられてしまう。
気がついた時にはそう言っていた
あの人をみるとすごく懐かしい気がしてくる…
やっぱりどこかであったのかな?
そう言って私は楽屋に向かった。
〜楽屋〜
私は楽屋に戻って岩谷翔吾について調べてみた。
もしかしたら懐かしい感じがする理由がわかるかもしれない。
もしかしたら大阪であったことがあるのかな?…
同級生とか?
でも歳が違う…
この感覚なんなんだろう…?
今度機会があれば話しかけて見ようかな?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。