次にでてきた人は私がいちばんまともだと思っていた白髪の彼。
先程まで泣いていたせいでずずっと鼻水を吸いながら前に出て話し始めた。
九井「俺は 九井一 。 死がないサラリーマンよりも社畜していると思ってる。こいつらがもっとまともに働けばこうはならないと思っている。協力してくれよみんな…」
あれこれ自己紹介だよね?
九井「俺には決別した同級生っていうか、男っていうか、友達がいたんだけどよ、、」
あれひろ〇き?
九井「そいつとはさらばしてコッチ側にきた。それもぜんぶ金のためだったけど……最初は楽に稼げて楽しいとさえ思ってた。でも…」
多分ここらで一同思っていた。
一同「(は、話長ぇ〜………)」
結局彼の身の上話は最終的にカットされ、マイキーに強制送還されていた。
なんだか総合的に見ればこの人が一番かわいそうかもしれない(え)
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。