第125話

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2021/01/12 14:59
……ぉ…き、…!!
ちゃんッ……!!


誰かが…呼んでる…?
あなた   ちゃん…!
??私の名前…?
雪「あなたちゃん!!」
あなた「ひゃいッ!!!」
ビクッ!として、急いで起き上がる。
雪「あ、おはよ〜あなたちゃん」
ニコニコ笑顔の雪絵さんが目の前に。
あなた「朝から目が幸せッッ←」
手で顔を覆いながら神に感謝しとく朝((

今日も平和だぁ…←
雪「そろそろ朝食作りに行こ〜!」

あなた「はい!すぐ準備しますね!」
いそいそと後ろで髪をひとつに束ね、起き上がる。
雀「無理。朝一でも可愛いあなたちゃんって何?天使?天使か。」

あなた「かおりさんも十分お綺麗ですよ!」

雀「うっわぁ〜天使なんだが。無理!!!」
無理を連呼するかおりさん。
雪「かおり、無理無理言ってないで朝食作りに行くよ〜」

雀「分かった!」
白福さんに促され、一緒に食堂へと廊下を歩く。
あなた「かおりさん、今日の昼頃帰るんですよね…。」

雀「そんな顔しないでぇぇぇ!大丈夫だから!!」
ぎゅー!!と抱きしめられ、ふっ…と緊張感が解れ、安心感が来る。
あなた「詳しいこと言えないってことは、大事なことなんですよね…!
頑張ってくださいね。」


雀「うっわお花が咲いた。」

雪「それ。」
?? 

お花は咲いてないですけども…。
雀「あなたちゃんが笑うとここ1面はお花畑になるみたい。
春の風とともに幻覚が見えたわ。」

雪「鳥のさえずりも聞こえる。
あなたちゃんパワー恐るべし。」
なにがなんだかよく分からずに首を傾げていると後ろから清水さん達の声が聞こえてきた。
清「あなたちゃんおはよう!
ご飯の準備手伝ってもらえるかな?」

あなた「おはようございます!
任せっきりでしたよね、ごめんなさい!!
すぐ行きます!!!」
かおりさんと白福さんと一緒に小走りで仁花ちゃんと清水さんの所へ行く。



あなた「私、メイの面倒も、かおりさんの分までの仕事も、全部、全部頑張りますね!!」

谷「あなたちゃん…」

雪「私も頑張る!」

雀「私はなるべく早く戻れるようにするね。」

清「安心して、私達だけでも何とかしてみせるからね。」
改めて皆で自分の目標を掲げ、喝を入れる。
あなた(私が白鳥沢に必要かどうか…ね











''己の価値は己で証明しろ。''
それは選手だけに言えることじゃない。)
あなた「マネージャーでも等しくそうであるべき…!
拳をギュッ…と握りしめ、食堂へ向かうみんなの背中を追った。

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