メイ｢わん！！｣

あなた｢え、！｣

体育館の裏扉は

あなた｢なにこれ？！地味な嫌がらせだね？！？！｣

わざわざ拾ってきたであろう小枝が散乱していた。

メ｢わんわん！！｣

その小枝を咥えて遊び始めるメイ。

あなた｢メイ？ほんとに何やってんのかな？？｣

大事じゃなくてよかったものの、わざわざ仕事をほっぽいてまでするような事じゃない。

あなた｢何してくれてんの！！もう！！｣

ちまちまと小枝を拾いながらメイに説教をする。

メ｢ｸｩﾝ…｣

申し訳なさそうに潤んだ瞳で見つめてき、｢うっ…｣と怒るのを躊躇う。

あなた｢ほんとに、！もう…！今度はないからねｯ！｣

｢今度｣なんて、あと残り少ない時間に来るかも分からない。

それでも、口から出た言葉にメイは嬉しそうにした。

あなた｢おし、こんなとこかな？｣

拾った小枝を端によせ、あとの片付けはマネージメントに余裕が出てからすることにした。

あなた｢早く戻ろ。｣

置きっぱなしにしてきたスポドリを作りに水道に戻る。

''誰があんなことやったのか''

という、小さな疑問を抱きながら。

雪｢あ〜あなたちゃん居た〜｣

水道に戻ると、ｼｬｶｼｬｶとスクイズを振る白福さんがいた。

あなた｢わ、ごめんなさい！梟谷もやって白鳥沢もやるなんて…大変ですよね！？｣

ごめんなさいごめんなさい！と何度も頭を下げる。

雪｢大丈夫だよ〜それより、緊迫した表情でどっか行ったってウシワカ？から聞いたけど大丈夫だった？｣

まだ混ぜていないスクイズをこっちに渡しながら聞いてきた。

あなた｢あ〜…あんまり大事じゃなかったんです、ごめんなさい…｣

俯き気味に謝れば｢そう！それなら良かった！！｣と笑ってくれた。

あなた｢…怒らないんですか？｣

雪｢怒らないよ〜それとも怒られたい？｣

意地悪そうに笑った白福さんに｢いえ、！そんな！！｣と慌てて否定した。

雪｢あなたは怒られ慣れちゃったのかな？｣

あなた｢え、？｣

雪｢完璧にやらないと絶対に怒られるっていうマイナス思考がよく働くみたいだから。｣

ﾄﾝｯ…と人差し指を私のおでこに当てた白福さん

雪｢あなたちゃんはめちゃくちゃ頑張ってるんだから少しのミスも、息抜きも、見逃してくれるよ。｣

花が咲くみたいな笑顔を見せられ、ｳﾙｯ…

と瞳が潤む。

あなた｢ありがとうございます、。｣

鼻声になりながら、お礼を言うと｢泣かないで〜｣と抱きしめられた。

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3日間限定4本投稿はどうでしょうか！！！

これにて4本投稿は終わりです！おつかれ私((

コメディとシリアスを掛け合わせるって中々難しいんですけど面白いですね←

計12本の投稿にいいねをくださった皆様、読んでくれた皆様。

コメントくださいました皆様。ほんとにほんとにありがとうございました！

これからはまたマイペース投稿になると思いますが、ここまで来ればもうすぐ完結…？！

もう少しだけ山あり谷ありを描いていきたいです🥰

(テスト近いため内容が雑とかは見逃し欲しいな…)

コメントに返信をしたいのは山々出来ずに流されるものも多くあり…

とりあえず3月中旬にまたハイペース投稿があったりなかったり？←あれよ

皆様、メルは思わぬ所でハイペース投稿になりますのでね？！

お楽しみに👼