メロンパンが手に入るまで残り3分となった訳だが
あなた「護衛ですか、これ、、」
白布先輩を牢屋に送ったあと天童先輩、瀬見先輩、つーちゃんの3人に守られてるのである
五色「うん、護衛だよ。あなたのことは守るからね」
あなた「はわ、、かっこいい、、」
つーちゃんの言葉にキュンとして、両手で口を覆うと天童先輩と瀬見先輩がは???という顔でこっちを見る
あなた「え、あ、じょ、、冗談ですよ...」
瀬見「工覚えとけよ」
天童「ほんとにね」
五色「負け惜しみはやめてください」
にこにこと楽しそうに笑うつーちゃんと眉間に皺を寄せてまじ怒りの先輩。
そしてそれに挟まれる私。
できることなら誰か助けてください。
あなた「えっとー、、、今からどこへ向かうおつもりですか、、?」
躊躇いも持たずどんどん歩いていくので聞いてみると
天童「ンとね、白鳥沢の泥棒を全員捕まえる!」
あなた「え!?」
残り3分だと言うのにこの先輩は何を言い出すんですか、、?
あなた「えっと...多分無理ですよ、、?」
瀬見「大丈夫だよ、若利は例外としてみてる。」
あなた「いや、それにしたって川西先輩は隠れるの上手そうですし大平さんだって残り3分で見つかるかどうか、、」
ほんとに何を言ってんの?という顔で見るとつーちゃんがニッコリして私の頭を撫でた
五色「まぁ難しいけと思うけど今賭けをしてるからさ!」
賭け...??私と雪絵さんみたいなことをしたのかぁ、、。
あなた「で、その間私も一緒なんですか、、?走るの遅いですし迷惑かけると思うんですけど...」
瀬見「いや、お前は囮だから。」
あなた「はへ?」
五色「あなた、撮るよ〜!はいチーズ!!」
パシャッ!
反射的にピースをしてしまいなんか恥ずかしくなる
あなた「えっと、何に使うの、、?」
ブーッ
短く携帯のバイブ音がなり見てみると
五色『ここはどこでしょうか!』
グールプにそんな文と共にさっき撮ったであろうピースをしている私の写真が送られてきた
あなた「え、いやいや、こんな及川さんみたいな...」
五色「??これすれば1分もしないで川西先輩は来るでしょ!」
いや、絶対来ないでしょ、何言ってるの...
川西「おい!何だこの天使の写真h.....」
あなた「え、、?」
川西「は?」
五色「ほらね?」
...???
あなた「え、ぜんっぜんわからん。」
川西「それは俺の方だ。五色とあなただけかと思ったらモブがあと2人もいるじゃないです!なんなんです先輩方!」
天童「太一?俺ら先輩なの分かってるのにモブは無いでしょ」
瀬見「舐めてんな」
あ、もうほんとに全然意味がわからなすぎてとりあえずつーちゃんの傍に行く
五色「大丈夫?」
あなた「ちょっと混乱中」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!