第129話

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2021/02/24 10:00
モグモグ

モグモグ


モグモグ
あなた(え、気まずい)
ずっと無言な白布先輩の横で食べることになった私。
反対側の隣はなんと!
壁でぇぇぇす!
これは壁に向かって食べた方が気が楽かもしれないというレベルだぞ...(?)
そして向かい側には
瀬「...んだよ。」
ピンチサーバーでかの有名な瀬見先輩ですね。
ん〜!怖い!!
あなた「いえ...、なんでも、、ないです。」
正直めちゃくちゃに泣きそうです。というか泣いていいですか?
白「おい、」

あなた「ひゃいッ!!!」
いきなり白布先輩に声をかけられ、びくりと肩が跳ねる。
白「今日、   あえ。」

あなた「えっと...もう1回お聞きしても...?」

白「だから!!!」
バンッ!
と思い切り机を叩いてこちらを向く白布先輩。
白「今日、自主練付き合え。」

あなた「は、はいぃ...」

五「あなた大丈夫?」

あなた「大丈夫そうに見える?」

五「だよねぇ。」
あの恐怖の朝ごはんタイムが終わり、癒しのつーちゃんと体育館へ向かう。
あなた「いやさ、シンプルに死を覚悟したよね。」

五「あの目付きで呼び出しだもんね...うん。」
納得して頷いてくれるつーちゃん。
ほんとに白鳥沢で唯一とも言える癒しだ。
あなた「つーちゃん好きぃ。もうマスコットとかになって持ち歩きたいレベル!」

五「俺もあなたのことは好きだよ!」
きゃっきゃっと廊下を歩いていると前の方から

ヌッ...と影が伸びてきた。
あなた「??あ!蛍くん!!」

五「...なんか用?」

月「いえいえそんな!好きとか聞こえたから何の話かなと思ってきてみただけで‪w」
鼻でフッ...と笑った蛍くんはつーちゃんを見下ろす。
月「抜けがけ出来ると思うなよ?」

五「望むところだよ。」
??何が起きているのやら。とりあえず
あなた「こぉら!喧嘩はダメでしょ?2人ともすごい選手何だからお互いを高めあっていって!」

月「大丈夫だって、喧嘩じゃないからね。」

あなた「そぉ?ならいいんだけど。」
蛍くんに言われて、渋々頷くと、じゃ。と言い、先に体育館へ行ってしまった。
五「あいつ苦手だ。」

あなた「?ブロック的な話?」

五「性格的な話。」
蛍くん、凄くいい人だと思うんだけどな。
と少し不思議に思いながらも人の好き嫌いに突っ込むわけもいかず、適当に流しといた。

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