ﾋﾟｯ！！

笛の音が大きく響く。

音駒が今の得点でセットポイントだ。

あなた｢やっぱりレシーブ凄いですね〜｣

猫｢はっはっ！ それは嬉しい褒め言葉だ。
みんなにも後で言っておかんとな！｣

満面の笑みを浮かべながら猫又監督が言う。

監督と色々話しながら烏野との相性、烏野と戦う際に気を付ける事、個々へのアドバイスをつらつらとノートに書いていく

猫｢今日は肝試しだなぁ〜！！｣

"肝試し"という、私の嫌いなワードが出てきて、ピクリと反応する。

あなた｢い、いきなりなんですかｯ…｣

引きつってるであろう笑顔を猫又監督に向けると、猫又監督はニヨニヨとした顔で今日の夜やる肝試しについて話してくれた。

あなた｢マネージャーは1年生以外脅かし役なんですかｯ？！｣

猫｢そうじゃよ！！美紗乃は回れるな！おめでとう！！｣

あなた｢嬉しくないです…｣

若干涙目になりながら猫又監督に訴えと、またもニヨニヨ笑顔を浮かべて｢楽しみじゃな〜｣
なんて高笑いをした。

あなた(絶対バカにされるやつじゃないですか〜
もうやだよ、どんだけ私生き恥晒してんのｯ…！)

ノートに顔を埋めたい気持ちを落ち着かせ、筆圧が高くなった文字をもう一度見た。

あなた｢どんなペアで回るんだろ…｣

小さな声で呟いていたはずだが、隣にいる猫又監督は聞こえてたらしく、｢クジじゃよ！｣なんて元気いっぱいに答えてくれた

あなた(つまり、ここで白鳥沢メンバー~つーちゃん、牛島先輩を抜く~ と一緒になった場合は…
生き恥晒しって事かｯ！！嫌だァァァァ！！)

心の中で号泣するも、猫又監督は気付かない。(当たり前)
どうか、どうか白鳥沢メンバー以外とペアになりますよーに！！
と願いながらまたノートを書き始める。
その文字はさっきよりもまた筆圧が濃くなっていることにあなた以外の誰も気付かなかった。

あなた｢最後の試合、お疲れ様です！｣

烏野ＶＳ音駒  の試合が終わり本日何本目かのドリンクとタオルを配る。

肝試しの話も頭の隅に置いてあったが、試合は楽しめた。

あなた｢リエーフくん！｣

アドバイス一覧の1番上にいたリエーフくんを呼んで、アドバイスをする。
リエーフくんは技術が無い分、身体能力と身長でカバーしてる。
そのため守りの音駒と言われてる音駒の中ではレシーブが下手なのが丸わかり、レシーブのアドバイスを淡々と告げていった。

灰｢あなたすげーな！！
ちょー分かりやすかった！！！！｣

何だか、初めて翔陽にアドバイスした時と似てるな、なんて思いながら｢そんなことないよ…！｣と言った。

その様子を見て、ワラワラとみんなが集まってきた。

黒｢あなたﾁｬﾝ♪俺にもアドバイス〜｣

孤｢俺にも…｣

次々にアドバイスを求められ、忙しくみんなの元へ回りながら一人一人にアドバイスをしていった。

猫｢美紗乃はほんとに、優秀なマネージャーじゃな、音駒に是非欲しい…｣

さっきまでのニヨニヨ顔とは打って変わった真剣で、何かを捕えるような鋭い眼差しは、私が気づくには不十分だった。

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ごめんね、今すごい眠くってあたま回ってないから文章おかしいかも…←

許せ☆((殴