第6話

5話 蒼弥side
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2020/07/14 07:16
蒼弥side
あなたにCDを借りた。
「友達」…。そう言ったが曲を聴いてる時に夢中であなたを見ていたのは確かだ。
すごく、幸せそうだったんだ。
友達に言われたのは本当だけど自分に言われてる気がしてままならない。
???
がりさん
猪狩蒼弥
うわっ!びっくりした〜。
なんだ作ちゃんか….
作間龍斗
それよりも、なんかあったの?
髙橋優斗
なんかあった?
猪狩蒼弥
今度は優斗かよ
猪狩蒼弥
…なんでそう思う?
井上瑞稀
そういう顔してるからじゃない?
猪狩蒼弥
瑞希君まで…
橋本涼
白状するまで聞くからね?
猪狩蒼弥
はしもっちゃん…
髙橋優斗
さぁ〜言いたまえ!
そう言われて俺はバックの中からあなたに貸してもらったCDを出して、その1番上を指さした
井上瑞稀
…「好きだ。」
作間龍斗
これがどうしたの?
猪狩蒼弥
借りた。幼なじみから…
作間龍斗
どうして?
猪狩蒼弥
髙橋優斗
無口の相談屋
橋本涼
え?
髙橋優斗
無口の相談屋じゃない?
井上瑞稀
あ〜。なんか有名だよね。
相談受けるためにその高校入る人もいるみたいな
作間龍斗
じゃあがりさんの幼なじみがそうだってこと?
髙橋優斗
多分
猪狩蒼弥
お前らなぁ。
勝手に話進めんな
HiHi Jets
あぁごめんごめん(猪狩抜き
橋本涼
それよりも、どうなの?
橋本涼
なんかあった?
猪狩蒼弥
友達に言われた。
だから借りた。
もう聞かせた。
終わり
井上瑞稀
めちゃくちゃ簡潔じゃん
髙橋優斗
じゃあさ、明日返すの?
猪狩蒼弥
いや?特に決めてない。
作間龍斗
じゃあ早く返した方がいいね
猪狩蒼弥
じゃあメールしてみるわ
橋本涼
よし!頑張って~
猪狩蒼弥
いや、頑張るも何も無いから
てことで俺は一旦楽屋を出て、あなたにメールした
猪狩蒼弥
明日CD返すね?
相談室行ってもいいかな?
そう打つと、すぐに返事は帰ってきた
唯川あなた
大丈夫だよ!
もう1人友達いるんだけどいい?
俺は少し戸惑った。
友達が男だったら…
と思うと少し怖い。
でも、どうしてこんな事考えてるかは良く分からない。
こう躊躇っちゃいけないと思い
猪狩蒼弥
OK
と打ち返した。

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