あなたと別れてから
僕も自分の家に向かって歩く .
僕の家は済州島 .
ではない .
僕が挨拶をすれば
ドギョミヒョンがすぐに返してくれる .
ここは都内の外れ .
そしてここが僕の家だ .
やっぱりか .
マンネに甘いのと ,
アイツも反省してたから
そんなに叱ってなかっただけで
合わせないと完璧な情報
ちゃんと得られないんじゃん .
そう言って玄関ホールから
ゲストルームに歩き出すドギョミヒョン
無駄に広い家だよな …
なんて笑いながら結局
毎日のように見ていた洋画を入れる .
大火事の犯人つきとめてるって言うのに
呑気な僕達はおかしいのだろうか .
そう言って珍しくも
僕の頭を撫でるヒョン .
なんかむず痒いな …
ウォヌヒョンの口から出る言葉は
ほぼほぼ呪文だからね .
僕は立ち上がって招集をかけるべく
大きな音のブザーを鳴らした .
この音がかかった時は
大事がない限り
必ず集合しなければいけない合図だ .
そう言って立ち上がる僕を
マヌケ顔で見つめるドギョミヒョンと
呆れ顔で見つめるウォヌヒョン .
そんなふたりを無視して僕は
1人で会議室に向かった .
所で ,
僕たちの正体が何なのか気になるよね
僕たちの正体は簡単に言えば
" マフィア " なのだ .
だから僕の家は済州島には無い .
都市の外れ , 真っ暗い場所にあるのだ .
皆様 こんばんは
作者の RuI です .
更新が遅れてすみません … !!
まだ始まったばかりですが
多くの方に拝見していただいて
とても光栄です ...
マフィア系は初の試みなので
変なところや伝わりきらないところが
多く存在するかもしれませんが
そのときは気兼ねなく
ご質問して頂ければ
答えますのでぜひぜひお願いします … !!
変なところがあっても
目を瞑ってくれると幸いです… (
いつもありがとうございます 🙇🏻🤍
RuI .
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。