私は部屋に戻ると、すぐさまベットに飛び込んだ
あの薬の効果は恐らく2日ってところだろう
私は今にも目から涙が、こぼれそうだったが天竜人が原因で泣くなんてことは、死んでもしたくなかった
私はその涙をこらえるためか、寝ようとシーツに顔を埋めた
私が天竜人に捕まってから2日程か経った
運良く薬の作用がちゃんと聞いてくれたため、天竜人との接触は特に無かった
そして、今日の朝は天竜人は何処かに出かけて行ったっきり帰ってこない
すると、勢いよく私の部屋の扉が開いた
天竜人は起こった顔のまま、私の元にきて、私を思い切り、蹴った
仲間に連絡...?何を言っているか意味が分からない
そして何回も私の事を蹴りつけた
ルフィ達が...みんながこの島に来てるの...?
私を助けに?
私は天竜人に蹴られながらみんなのことを考えた
すると、私の部屋の小さな窓から声が聞こえた
その後も私に何回か、殴った後天竜人は部屋を出ていった
じゃないと手遅れになる
私は急いでこの城の屋上へと行くために、傷ついた身体を起こした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。