第24話

【14話】
92
2021/03/30 01:12
チュンチュンチュン…チュンチュン
あなた

ん……\(*´Q`*)/~o○◯ふぁぁ…

あなた

もうこんな時間か……

あなた

そう言えば昨日…

あなた

てか、お母さん帰ってきてるかな……?

トコトコ(((((*´・ω・)
あなた

ん…?また手紙……




あなたへ

昨日はごめんね、
お母さん、帰ってきたの朝方なの……
だから朝はゆっくり休ませてもらうわ、、、
朝ごはん、冷蔵庫にあるから、
それ食べて学校行ってらっしゃい


お母さんより
あなた

oh……

ころんくんになんて話しかけよう。



用意してくれた朝ごはんを食べそんなことを思っていたら家を出る時間になった。


全然登校時間ギリギリとかじゃなくてめっちゃ余裕もって30分前には家出てるんだけどね( -∀-)
あなた

もうこんな時間か…

あなた

行ってきます…

そう言って重い足取りで学校へ向かった。



















ガララララララ…




静かに教室へはいると、いつもはこの時間には来ているはずのころんくんが今日はまだ来ていなかった。
あなた

……

私は彼の登校を待ちながら、自分の席について静かに本を読みはじめた。














キーンコーンカーンコーン
せんせー
せんせー
みんなー席につけー
朝のHRはじめるz……
ガラガラガラガラッッッッ
💙くん
💙くん
っはぁ…っはぁ…っはぁ…っはぁ…っ
💙くん
💙くん
せーーーーーーふ!(`・∀・´)キリッ
せんせー
せんせー
セーフじゃない!w
バッチリ遅刻だw
💙くん
💙くん
ぇ━(*´・д・)━!!!
クラスメイト
クラスメイト
wwwもうwころんくんったらw
クラスメイト
クラスメイト
遅刻何回目だよwww
💙くん
💙くん
わりーわりーw
クラスメイト
wwwwww
っ……

昨日のことは何も無かったかのようにケロッとしてる。。。。






コツッコツッと音を立て自分の席へ向かっているころんくん。

その表情は…
あなた

(怒ってる…?。ううん…悩んでる…?。
わかんないよ………)

私が隣の席だからかな……

昨日のあの話から様子変だもんね。


私のせいなんだ……。























キーンコーンカーンコーン
1限目終了のチャイムがなる。
あなた

(今日は時間が過ぎるのが遅いなぁ…)

あなた

…って、ん?

私の足は何故か、屋上へ向かっていた。
気づけばもう屋上の扉の前にいる。
あなた

なんでこんなところに…((←

あなた

…いや……

本当は来たかったのかもしれない。


"ひとりになれるところ"に。























いや、違う。












私は誰かを求めていたんだ。
誰かに話を聞いて欲しかったのかもしれない。
屋上にあの人がいることを期待して、私は無意識に屋上へ進んでいたんだ…。
あなた

……っ…ポロポロッ

何故か自然に涙が溢れてきた。
あなた

…あぁ……w
そんなに辛かったのかな…私…ww…ポロポロ

あなた

っ…ころんくんッ…グスッ

ころ…ッくんッ…グスッグスッ

私は外に出ることも無く、その場にしゃがみこんだ。













キーンコーンカーンコーン
あなた

っぁ…2限目……

2限目が始まっちゃうけど……
もういいや……。




少し落ち着いたし…
屋上で休んでいよう…。








ガチャッ
フワァ……
あなた

……

扉を開けると、まだ春の匂いが残っている暖かな風が吹き込んできた。



空は青く染まっていて


とても綺麗だった。
タッ……タッ……タッ……タッ……
私はゆっくりと歩き、屋上のフェンスにもたれかかって座った。
あなた

っはぁ……っ

あなた

こんな私…っもう嫌だっ……グスッ

誰かをすぐに傷つけてしまう。



自分をとても責めてしまう。



なにひとつ守ることが出来ない。



大切な友達をも信用ができていない。








そんな私が……っ
























あなた

っ…大っ嫌い……

??
??
なぁにが大っ嫌いなの?
あなた

っ…!

私は驚いて上を見上げた。





💗くん
💗くん
…よっ
そこにはまるで私が待っていたような…求めていたような安心感のある笑顔があった。
あなた

っ…ポロポロッ

あなた

さとみッ…くんッ…グスッ

💗くん
💗くん
うぇっ…?!
どうしたの?!
何故だろう。
彼の顔を見た瞬間なにかの感情が襲ってきて、
さっき止まったはずの涙がまた溢れ出して来た。
あなた

っ……グスッ…グスッ

💗くん
💗くん
……っ
私は言葉を発することが出来なかった。


でも何かを察してくれたのか。
さとみくんはそんな私の背中を隣に来て優しく優しくさすってくれた。
あなた

っ…うぅ…グスッグスッ

あなた

っはぁ…グスッ
うぅ……ポロポロッ

💗くん
💗くん
よしよし……
💗くん
💗くん
大丈夫大丈夫…。
あなた

っ…グスッグスッ



さとみくんが掛けてくれた言葉や行動はとても暖かくて、とても優しかった。。。。



















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むぅさ
むぅさ
はい!ここで切ります!



今回全然話進まなくてごめんなさいっ!
むぅさ
むぅさ
ここまででモヤモヤしてる人もいると思いますがここからが楽しくなる(予定)ので!!
むぅさ
むぅさ
よかったら楽しみに待っててください!!(*´∀`*)
むぅさ
むぅさ
それでは!おつむぅさ!

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