sideあなた
「手、繋ごっか」
そう言ってリードしてくれる理想の彼氏。
かっこいいし、可愛いし、、文句なしってところ。
「あなた!クラゲ!!」
『ほんまや、笑』
「ごめん俺めっちゃはしゃいどんな、笑」
『いいよ、楽しい笑』
「…あなたってクラゲみたいよな、」
『え?褒めてる?それ笑笑』
「あ!違う!褒めとる!!」
「綺麗、やから。」
『綺麗、、って』
「ほんま、…綺麗」
アレンジした髪が少し絡まったのを
さりげなく解いてそんなセリフを言う拓哉。
「俺な、プロポーズ絶対ここがええの。」
『へ、』
「あ、もちろんあなたにな?笑」
「あと、2年ちょっと。笑」
「これ、予約しとこっかな笑」
どこから出したか分からない指輪を右手の薬指につけた。
『拓哉、、これ、、』
「予約、!笑」
『予約、、って』
「あと、2年待ってな?」
「可愛いから買った水族館のやつやなくて」
「ちゃんと本物渡すから。」
「次は左手。待っとって?」
『…あほ、』
『だいすきだばか、』
「泣かんといてや~、笑」
「イルカショー始まんで?行こ!!」
『うん、!』
「わかってると思うけど、俺は愛してるから。」
そんな風に振り返る拓哉から香る
甘いけど男の子っぽい匂いに
自然と笑顔になる。
まるで心から愛してるって言われてるみたいで。
💎⛓
こんなのでよかったでしょうか、😿❔❔
個人的に西村くんは甘い系の香水つけてそうです()
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!