無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第2話

stone01. 松村北斗の場合
❤️「じゃっ、みんなぁ、あとで牛角に集合ねっ!!」


(はぁあーい!)


💙「どこのだよっ!」


❤️「AHAHAHAHA!!まったねーん」(手を振りながらステージから去る)


💛「行っちゃったよ(笑)じゃあ俺らも行こっかあ」


💚「あ、我こそは北斗の家族!っていう人はぁ、近くのスタッフに言ってねー?あとで北斗が迎えに行きまーす」


(キャァアー!!)(はぁあーい!!)


💙「…嘘ですからね。スタッフさん困らせないでください(笑)」


🖤「本当だよ、慎太郎マジで何言ってんの。」


💛「でも来てほしいでしょ?」


💚「来てほしいでしょ??北斗ぉ?」


🖤「…うるっせ(笑)」


💖「あー今日も楽しかったね〜!また明日来るよっていう人は、明日もよろしくね!」


💙「デビュー10年目の俺らもよろしくお願いします!」


(袖からジェシーがツアーグッズのタオルを頭に巻いて戻ってきて全員で挨拶、終幕)













周りが帰り支度をしはじめるのにつられて、私も子どもたちのうちわとサイリウムを回収してケースに入れる。


「たのしかったねえ、あなたちゃん」


周りのお客さんたちが会場をあとにしていって、こそこそと名前で呼んでくるみなみがなんとも可愛らしい。


家ではあなたちゃん、北斗くん(もしくは、ほっくん)と呼んでいる子どもたちのお約束。外ではちゃんとママって呼ぶこと。


ライブという興奮する会場で、その約束を守った2人の頭を撫でてあげる。


「ふふ、そうだねえ。みなとも楽しかった?」


「うん!みんなかっこよかった!」


私も久しぶりにステージで輝く北斗くんが見られて楽しかったなあ。


相変わらずかっこよくって、素敵だった……。


地方遠征も久しぶりだし、東京公演とは違う日替わり曲も見れたことだし。


せっかく地方に来たから、美味しいもの食べて帰りたいなあ。


何にしよう……なんて考えながら帰ろうとしていたら、近くのスタッフさんに松村さんですよね?なんて言われてしまい、MCを思い出す。


そうだった……とため息をこぼして、「はい」と小声で返せば、

人もまばらになった会場内でこそっと私に話しかけてきたスタッフさんは、そのまま関係者入り口まで案内してくれた。


「みなみ、みなと、おてて繋いでねー」


「「はーい」」


はぐれないように、私の左右の手を握る子どもたちと一緒に向かったのは、「SixTONES様」と書かれた楽屋。


スタッフさんは気を遣ってくださって私はこれで失礼しますね、と仕事に戻っていく。


「お忙しい中ごめんなさい…ありがとうございました。」


立ち去るスタッフさんへお辞儀して、いざ、楽屋へ……と思ったらガチャリとドアが開いた。
❤️「お!みなとじゃーーーん」


「ジェシーくん!」


私の手を離し、目の前に現れたまだ衣装姿のジェシーくんにおもいきり抱きつくみなと。


💛「あ、来た?まあ入りなよ〜」


優吾くんに手招きされて楽屋に入ると、今度はしゃがんで両腕を広げて来い!ってしている樹くん。


💙「みなみ〜♡」


「きゃー!じゅりくーん!!」


子どもたちがそれぞれの推しメンバーに抱きあげられて嬉しそうにきゃっきゃしている中、


私はおつかれさまです、と小さく頭を下げてから、ひとり居心地が悪くなって気まずくなる。


大我くんは先にシャワーを浴びに行っているみたいで、ちょうど楽屋にはいなかった。


🖤『ねーえ!2人とも俺は?!』


「「ほっくんはおうち帰ったらいるもん」」


「「じゅりくん/ジェシーくん がいい!」」


💚「やーい、北斗ちびたちにフラれてやんのー」


🖤『ったく…あなたがいるからいいけどさ』


北斗くんにぎゅう、と不意に後ろから抱きしめられて、きゃあ!?と声が出る。


…え、この人ライブ終わりなのにすごいいい匂いするんだけどなんで?!


🖤『何その可愛い反応……?ってかさ、俺、あなた来るって聞いてないよ?』


「そりゃ…言ってないからね…?」


🖤『もぉさー、まじで心配になるからやめて!っていうか何、新幹線できたの?3人で?言えよぉ…』


ぎゅうう、と強められる腕をなだめるようにとんとんとやさしく叩くと、


甘えん坊な性格が発動して、肩に額を擦り付けてくるのがたまらなく愛おしい。


「…ふふ。ごめんね?内緒で来ちゃった。

でも、かっこよかったよ。ステージにいる北斗くん、やっぱり大好きだなあ。」


🖤『…ん、あなたが好きなのは、ステージにいる俺だけ?』


「え、」


💚「はいはいはーいそこまでにしてねー!あなたさん固まってっから!(爆笑)」


💛「北斗、見せつけんなって〜」


樹くん、ジェシーくんは子どもたちを抱っこしながら、ニヤニヤとこっちを見ていて、


慎太郎くんと優吾くんは、椅子に座りながら2人して楽しそうにしてる。


みんなしてからかうのはずるいんじゃない…?


💖「ただいまー…って、えーあなたマジで来てたんだ!


俺、どこにいるかわかんなくてさあ、みんなの冗談だと思ってた(笑)!」


シャワーあがりの大我くんが戻って来て、相変わらずの天然さを見せつけられて、北斗くんに抱きしめられたまま苦笑い。


「うん…2階席にね。」


💖「見つけられなかった!いっつも分かりやすいんだけどなあ。

樹のうちわ振ってるちびっこと赤いペンライト振ってるちびっこ見つけたらその横にいるじゃん?」


💛「あ、確かに。珍しいよね、小さい子なんて」


💖「でしょっ?でー、あなたは絶対黒振ってるから(笑)俺が横通っても絶対ピンクにしない!」


「あなたちゃん、いっつも黒だよ?ほっくんのお色だもん!」


みなみの言葉に、うんうんと頷くみなと。


🖤『あー、まじで可愛いわ、俺の奥さん』