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第32話

stone06. 髙地優吾の場合
河野あなた:髙地優吾の嫁。同い年。
高校の同級生で、3年間同じクラスかつ出席番号も前後であった為、自然と仲良くなった。


ジャニーズに興味はなかったが髙地のおかげで興味を持ち、最近じゃSixTONESの大ファンに。
推しメンは森本慎太郎。


高校卒業後は東京の大学へ進学し、卒業とともに東京で一人暮らしを開始。


度々地元の友人らとともに髙地と食事等に行っていたが、その際聞いた髙地のバイク趣味に憧れを持ち、「不二子ちゃんになる!」とバイクの免許を取得したことで一緒にツーリングに行く仲に。




髙地優吾との関係💛


同級生と集まって遊ぶ際にも距離は近く、周りから見ても仲のいい2人であったが、あなたがバイク購入を機に2人で過ごす時間が増えた。


一緒に過ごす時間が自分にとって大切な時間だと感じたあなたから、2人での何度目かのツーリングの際にプロポーズした。

さりげないプロポーズすぎて一瞬何が起こったか分からなかったそう。


結婚しても癖が抜けないのか「こーち」と呼んでくるあなたに対して実は不満を抱いているものの、お互い慣れてしまっている為名前で呼んで欲しいとは言い出せない。


髙地が毎日ブログに上げる献立メニューは、その日の食卓に必ず並ぶ。(ステーキ等の場合は例外)



💎はじまるよっ💎
出会いは高校1年生の4月。


ジャニーズなんてこれっぽっちも興味がなかった私にクラスの女の子たちが、前の席の子を指差しながら「髙地ってジャニーズだよ!」って騒いでいたのを今でも覚えている。



へえ、学業と芸能活動を両立してるなんてすごい人こんな身近にいるもんなんだ。って軽い気持ちで聞いていたら、後日雑誌を持ってきて見せてくれて、熱意に負けた。



みんなの真ん中にいる人気者、というムードメーカーなわけではなくて、いつも笑顔で明るくて、輪の中にいて当たり前の存在が髙地だった。



こうち→こうの。
出席番号前後。それも3年間。



そんな縁もあってはじめから話すことが多かった。気づいたら仲が良くて、仕事で授業に出れない時のノートを貸したりするような仲だった。



呼び方も次第に「河野さん」から「あなた」って呼び捨てになっていって、私はというと「髙地くん」から「髙地」になった。



アイドルしてる髙地を何度かみんなで見に行ったり、休日に集まって遊んだり。



そうやって楽しく過ごした3年間を経て、私たちは卒業してからも定期的に集まった。



高校を卒業してからも、大学を卒業しても、出会ったあの日から何年経っても、髙地はアイドルだった。



集まりの度にいつデビューするの?なんてみんなは笑いながら聞いていたけれど、時折どこか悲しそうな目をする髙地に気づいていたから、私は聞けなかった。



だからこそ。
2020年のCDデビューが本当に嬉しかった。



デビュー発表のあの日。
髙地に内緒でその場にいた私と親友(高校で出会った、ジャニーズ好きの女の子)は、2人で泣きながら抱き合った。



やっと髙地が報われるんだ!って思ったら涙が止まらなくて、メイクもぼろぼろだけど、そんなことお構いなしに抱き合ってわんわん泣いた。



公演終了後に髙地にメッセージを送ったら「2人してすごい顔しすぎ(笑)」って返ってきたから、気付いてたんだなあってびっくりして、2人してまたちょっとだけ泣いた。



デビューが決まってからの髙地はもちろん忙しそうで、集まりには滅多に顔を出さなくなった。



私は直接おめでとうを伝えたくて、どうしても会って言いたくて。だからあの日、久しぶりに髙地が集まりに顔を出したあの日。



お酒を飲み過ぎたなあ、という自覚は一応ある。


仕事が長引いてしまって遅れてお店に到着したら、来れないと聞いていた筈の髙地の笑い声が聞こえてきて。



慌てて部屋を覗けば、声の主はキラキラの笑顔と共に真ん中に座っていた。



あんまりお酒が好きじゃない髙地は烏龍茶のグラスを片手に、すぐに私に気づいて声をかけてくれて。



『あ、久しぶり〜!あなた遅かったねえ。』



「…ハマの集まりにキラキラの有名人がいる。」



『何だよそれ(笑)?』



「なんでいるの?来れないって聞いてたのに!」



『いや、俺も無理かなって思ったんだけど、撮影早く終わったから来ちゃった。』



「来ちゃった、って…いや、何で連絡してくれないの!?」



『えぇー?いいじゃんサプライズになったでしょ?いいから座りなよ〜。』