ンダホside
若葉の脱退動画が出てから数週間がたった、若葉にLINEしているけど既読にはならない。もしかしてもう俺たちのことブロックしたのかもしれない。それもそうだ俺はシルク達になにも言えなかったのだから。
今日はぺけとレコーディングの日だ、若葉にはぺけに言わないで欲しいと言われたがぺけもきっと気になっていると思うから話さないと!
俺はぺけの家に向かった。
ぺけの家に着くと俺は連絡を入れる。しばらくするとぺけが出てきた。
レコーディングが終わり、ぺけと昼ごはんを食べに行った後に俺たちはぺけの家でゆっくりしていた。
話さないと、ぺけに全て……!
声をかけようとした時だった
まさかぺけから聞いてくるなんて思わず止まってしまった。
ぺけたんside
俺は全てを知っているが、だほちゃんの話を聞いている。
だほちゃんは泣きそうになりながら話した
そんなことない、だほちゃんは若葉にずっと寄り添ってくれてたんだもん。いつバレるか分からないのに………
だほちゃんはその言葉を聞いた瞬間泣き出した、今までのことが溢れ出したみたいに。
そうだね、若葉はもうこの世にいない………だけどね、若葉はだほちゃんに感謝してると思うよ……
このことで俺はだほちゃんに話すことにした。俺と若葉の関係を………
俺は全てを話す
だほちゃんは驚いていた。それもそうだ言わなかったんだから、だけどだほちゃんには言ってもいい気がする。
それを聞いてだほちゃんは自分を責め始めた!
俺はそう言うと涙が溢れてきた、ずっと言えなかったことが言たからだ。
だほちゃんは静かに俺を抱きしめてくれた、だほちゃんだって辛かったのに……
その後俺はいっぱい泣いた、だほちゃんがずっと寄り添ってくれた……
そして俺は全て話した
いじめのことは知っていたこと
若葉が日記をつけていたこと
ボイスレコーダーのこと
動画のことそして復讐のことも
全て話終わるとだほちゃんは
こうしてだほちゃんが仲間になった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。