昼休み、先生に運ぶように頼まれた書類を
運び終え、教室に戻る途中…
グイッ
誰かによって腕が引っ張られた
私が連れ込まれたのは見るからに使われていない空き教室
私は勢いのまま誰かの胸にダイブした
顔を上げると…
相手はあのイケメンの先輩だった(
私の目線に合わせて
すくい上げるように顔を見てくる
こんな顔の整った人に至近距離で見つめられて
ドキドキしないわけがない… っ!
両頬を大きな手で包み込まれて
目線が上に上がる
不貞腐れたような顔でそう聞いてくる先輩
うぅ、そんな可愛い顔しても教えてあげないからね!←
確認だけど、私達今日会ったばっかだよね!?
それなのにこんなこと言う普通!?
そう言った先輩は私の腕をグイッと引っ張って
私は力に逆らえないまま両手を壁に押さえつけられる
そして、脚の間に先輩の長い脚が入り込んでくる
何この恥ずかしい体勢!?///
ぐっと顔を近づけてきて
唇が触れ合うまであと数センチ
今日初めて会った先輩に
私のファーストキス奪われるなんて嫌だ!
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ありがとうございます😊
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。