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第20話

失恋
テストも無事に終わり夏休みまであと1週間。

慎「やっぱさ!海っしょ!」

ジ「祭り!」

「花火は?」

大「俺はなんでもいいよ〜」

北「花火以外却下」

ジ「えー!!なんでよーー」

慎「北斗は俺が強制的に連れてくからな」

北「俺に拒否権はないの?」

慎・ジェ「「ない!」」

髙「なになに?どこか行くの?」

皆がワイワイしてる中、飲み物を持った髙地さんがやって来た。たまに北斗くんのバイト先のカフェにお邪魔してこうして皆で集まることも増えた。

ジ「こーちくんも行こうよ!」

北「あー、ジェシーだめだって。こーちくん忙しいから」

髙「俺も久しぶりに休暇でもとって1日くらい遊びたいな」

慎「きまり!じゃあ来週の土曜日は海!」

そんなこんなで長かった話し合いも終わりそれぞれ帰り支度をし始めた。

慎太郎くんは妹のお迎えの為に急いで帰って行き自然と大我、ジェシー、北斗くん、私の4人になった。

駅のホームで電車を待っていると向かい側のホームに見た事のある人が2人見えてはっと息を飲む。

樹先輩と、あの時の女の先輩。
なんだ、別れたんじゃなかったんだ…。不思議とほっと胸を撫で下ろした。

大我とジェシーも気づいたようでぴたっと会話が止む。隣に立っている北斗くんはずっと同じ表情で気にしてる様子はない。


「あ、ごめん言ってなかったよね。私もう…違うから大丈夫だよ」

大「好きじゃないってこと?」

「うん、彼女さんいること球技大会の時に知って、身を引いたというか、でも何も思わなかったんだ」

ジ「そういうの考えないで勝手に行動してごめんあなた…」

しゅん、と元気が無くなるジェシーとなんて言ったらいいのかわからず困り顔の大我。

「たくさん機会つくってくれてありがとうね。私も次にいかなきゃな〜 」

北「あ、電車来たよ」


樹先輩のことを好きになって後悔はないし、今はこんなにたくさん友達がいて、一緒にいてくれる人がいて、ただそれだけで十分だと思えた。

さよなら、樹先輩。ありがとう、樹先輩。