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第3話

初めての朝
謎に包まれた黒髪イケメンの為になぜか朝食を作っている私。しょうがないから今日は学校をお休みすることにした。
大我にLINEすると、特に理由を聞くこともなく、
【おっけ】とだけ送られてきた。

下着は近くのコンビニで買い、服はとりあえず大我が泊まりに来た時用の上下スウェットを着させたけど…さっきから手元を背後から覗き込んでくる自称ジェシー。一言で言うならジェシーの人間版。
ここまでくるともう信じてあげること以外できなくて、有り得ない話ではあるけどとりあえず信じてあげることにした。

ジ「あなたと一緒の食べれるの嬉しい!」

ジ「人間ってすげ!見て!手の指が5つ!あなたとお揃いだ!」

「危ないから包丁使ってる時はうろつかないで?」

ジ「俺今あなたと話せてる…すごい幸せ」

首元に顔をうずめてくるジェシー。髪の毛がくすぐったい。てか近い!!

「ジェシー?信じてあげるとは言ったけどボディタッチは許してないからね?」

少し怒って言うと、首元から顔をあげて少し離れてくれた。言い方きつかったかな。気になって後ろへ顔を向けると鼻と鼻がぶつかりそうな距離にジェシーの顔。近くで見れば見るほど綺麗な顔で。
黒髪が愛犬のジェシーの毛並みにとてもよく似た色で…じゃなくて!いちいち距離が近い!距離感音痴か!

「ジェシー?近い」

ジ「いつもあなたがこうやってるよ?」

「それはジェシーだからだよ!」

ジ「俺ジェシーじゃん!」

「まだ完全に信じたわけじゃないよ?」

ジ「あなたは樹っていう人が好き」

「なんで…」

ジ「わ!マヌケな顔」

「なんで知ってるの…」

ジ「あなたのことはなんでも知ってるよ」

真っ直ぐに見つめてくるジェシー。
不覚にも胸がきゅんとなったことは内緒。