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2021/08/23

第4話

episode 2 .
『……あー、どうも…?』


正直めんどくさかったけど、一応ね。


???「スガとタメってことは3年か?」


『…まあ。』


菅原「コイツ今日転校してきたんだよ!俺の隣の席!」


???「スガさん羨ましい!!!!!」


『菅原、帰っていい?』


菅原「ん?ああごめんな、わざわざ!」


『ううん、大丈夫。あと、マネージャー希望の人が来てるみたいだからもう行くわ。』


菅原「え?」


私の後ろに1年生と思われる女子が立っていたので、マネージャー希望じゃないかと思っただけだが


???「あ、えっと嶋川詩です!マネージャー希望です!」

よかった。あっていたみたいだ。


その子はニコリと笑ってそう言った。


なかなかの美人だし、私がここにいるのは場違いだと思って、その場から立ち去った。


私が振り向いた時に真顔だったけど。


『(流石に光のない目で見られると怖いなぁ)』

そんなこと1ミリも思ってないけどね。


そんなことを思いながら体育館沿いに歩いていくと、ジャージ姿の2人の男子がいた。


『(オレンジ頭と……あれ、影山?)』


よく見て見たら、北川第一で同じだった影山飛雄がいるじゃないか。


オレンジ頭は影山と何か言い争っているようだが、どうしたものか。



影山は極度のバレー馬鹿だから、ココ烏野にバレー部がある限り絶対に入部するはず…。


…仕方ないけど、話しかけてみるか。困っている様子だしな。



『そこの2人。』


???「ひぃぃっ!?誰ですかっ!!」


おっふ。元気がいいな。


影山「……え?」


『よっ、影山。久しぶりじゃねーの。』


???「お前、知り合いかよ?」


影山「…ああ、中学ん時の先輩だ。でもあなた先輩青葉城西に行ったはずじゃ?」


『うん、でも烏野に転校してきた。及川たちは元気よ。』


影山「そう、ですか。」


???「お、俺を仲間外れにするなよ!!!!!」


『元気がいいね君は。…私は3年の一色あなた。よろしくはしないと思うけど。』


???「えっお、俺は日向翔陽です!」


『1年?』


日向「はい!」


『ん、そう。じゃあなんでここにいるの。』


そう言うと、2人は顔を強ばらせた。

そしてふと手元を見ると、入部届けがしっかりと握られている。


『…体育館、追い出された?』


影山「…………はい。」


めっちゃ溜めたな。


『……で?』


2人「?」


『もう入部できないとかじゃないでしょ。』


そして2人から事の経緯を一通り聞いた。


なに馬鹿なことやってんだと思ったりもしたが、それは言わないでおく。


『……なるほどね。要するに、君ら2人の仲直りをしろと。』


日向「うっ……はい。」


まあ見た感じ仲直りなんてもってのほかだろうな。

影山はそんな他人と仲良くしないし。

ましてやバレー弱いやつなんてさ。


『あっそ。正直影山も日向も仲良く出来ないだろ。』


2人は顔を見合わせて睨み合う。


こういうとこだよ。


『まあ君らの問題だし、私が解決するなんてできないわ。せいぜい君らは"バレーで仲直り"するんだな。』


私はそんなに構っていたくないしね。


2人はポカンとしていたが、すぐに喧嘩しながら策を考え始めたようだ。


『(変わってないな、コート上の王様。)』