『うん、菅原は多分目がおかしいと思うから病院紹介するとして、影山大丈夫?』
影山「はい、大丈夫……です。」
あきらかに間があった気がするけどいっか。
『影山後でサーブ見して。』
影山「いっすよ。」
菅原「てかあなたってバレー出来んの?」
『舐めんなこちとらマネージャーやぞ。』
月島「それって弱いってことですか?」
コイツホントにムカつくやつだな。わざと煽ってるんだろうけど…。
『…早く始めよ?』
日向「おっし、絶対負けん!!」
日向クンは元気。オレンジ色の髪の毛なんてあんまいないよね。月島と菅原に至っては白とか金髪だけど。
『あー影山?』
影山「?はい。」
『言っとくけど、私アンタのトス絶対打たないよ?』
影山「え」
『私はアンタより天才じゃねーよ。』
ホント、誰がこんなイケメン育てたんだよっっ!
影山「……うっす。」
てか、最初にマネージャー希望で来てた子って入ったんかな。
???「あ、あの時の…。」
『あ、ヒロインちゃん。』
???「へ?」
何だ「へ?」って。わざとらし。
『ごめん、可愛くて愛されるだろうなって思ってさ。名前は?私は一色あなた。』
???「あ、嶋川詩です!よろしくお願いします!」
良い子……だけど、何か笑顔引きつってるんだよな。もしかして私が悪い?影山に近づいたから?
澤村「始めるぞ?」
『ん。』
まあ皆ヒロインちゃんこと詩ちゃんにメロメロになるんじゃね?
私はもう恋愛しなくていいし。
……ほう、月島ってやつが煽るねぇ。
コート上の王様ってわざと言っちゃって…。
『影山、ゆっくりのトスくれない?』
影山「いいっすけど…。」
こいつの場合ゆっくりでも速いんだよな。
キュッ
影山のトス、いつ見ても綺麗だよなぁ。
『ほっ!』
バン
よっしゃ、決まったぜ!
『ほらどうしたん月島クン?』
月島「ッ……チッ」
菅原「やば……めっちゃ跳んでたし。」
『あざ☆』
おっと、ヒロインちゃんの様子がおかしいぞ?月島に話しかけたから?いや話しかけちゃダメなん?
嶋川「ギロ」
『(怖)』
これは……ヒロインじゃないな。
でもヴィランは結構好きだけど。
この後影山と日向クンの変人速攻とやらで勝負が決まりました。お見事っ!
『良かったね影山。』
影山「オス。」
『私も久しぶりに楽しかったわ。』
あ、何か久しぶりに笑ったかも。
影山「……//」
烏野悪くないねぇ。
profileの嶋川詩ちゃんのとこ、青葉城西になってたので直しました!烏野マネージャー多くね!?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!