第8話

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2019/04/16 17:06
楽屋挨拶の時に話そうと決めた。
ジヒョ
失礼します!
今日もよろしくお願いします!!!!!
ナムジュン
あ、うん!よろしくお願いします…
昨日の今日だからみんな気になるよね。

肝心のテーはあからさまにチラチラ見てくるし。
ダヒョン
……テー、昨日の
テヒョン
うん、話す
ナヨン
あ!私達のの楽屋使って!マネさん達も今居ないし、私達はこっちに居るね
ダヒョン
オンニ、ありがとうございます





ダヒョン
……教えて?
テヒョン
……僕達は血が繋がってない。ダヒョンの親が交通事故で亡くなったんだ。僕が5歳、ダヒョンが2歳の時。
ダヒョン
……死んだ、?
テヒョン
それで、ダヒョンのお母さんの友達だった僕の母さんがダヒョンを引き取る事になった。僕達の家族として。僕の妹として。
ダヒョン
……ど、して今まで教えてくれなかったの?私はずっとずっと…
テヒョン
…ごめん、まだ言わないほうがいいと思って
ダヒョン
まだって…私はもう子供じゃない!!!!!

……テーとはもう関わらない
テヒョン
待っ…
ダヒョン
テヒョン
今まで教えなくて本当にごめん
テヒョン
ずっと好きだった。
ダヒョンに兄妹じゃないって言ってしまったら抑えられなくなると思った
何を言ってるの、?
テヒョン
必死に妹だって言い聞かせて今まで過ごしてきた。けど、やっぱ無理だった。気持ちには嘘つけない
ダヒョン
………っ!
テーの手を振りほどいて楽屋を出た。



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