第6話

まさかのまさか。
42
2019/03/19 13:25
「美波!遅い!」

『ごめーん!』

「何かあったの?」

『別に何も…!』


ごめん。

嘘。

「慎~美波来たよ!」

「了解!遅いぞ美波…」

『ご、ごめん!』

「…」

『ほんとにごめんなさい…』

「あ、いやそう言うことじゃなくて…」

『??』

「ま、まぁ皆揃ったし、どこか行く?」

「俺お腹へったわ~」

「私も~!」

「じゃあコンビニ行くか!」

「お、ナイスアイデア!」



「ね、美波は何か買う?」

『私はお菓子買おっかな~笑』

「じゃあ私も買おっと!笑」


え。

嘘。

『ヤバイ。お財布忘れた…。』

「え、あ、貸すよ?」

『大丈夫だよ!気にしないで!』

「二人で食べれるもの…」



「美波!お財布忘れたんだって?」

(慎君…!)

『そ、そうなの…』

「じゃあ二人で食べれるも買うよ!」

『え、大丈夫だよ?』

「良いの良いの、返事は?」

『は、はい…』

「ん。」


その後私達は公園へ移動し

暗くなってきた頃…_。


「私帰るわ~」

「俺もー」

『じゃあ私も…』


「美波!送るよ?」

(慎君…)

『え、ほんとに大丈夫!』

「送るから。」

『あ、ありがと…』


-帰り道-

「俺マジでこのクラスで良かったわ。」

『ほんとに…ね。』

「俺…」

「美波!危ない!」

ガッシャァァン

「美波!大丈夫?」

「みぃな!大丈夫か?」


『え… あ、うん。』

『え!? まーくん…』


「ごめん。てかお前彼氏いたの?」

『彼氏じゃ…ない。』

「あ、そ。」


「ねぇ美波。アイツ誰?」

『えーと…』

プリ小説オーディオドラマ