廉side
“君はシンデレラガール~🎶”
俺のデビュー曲を歌いながら
料理してる人は
俺の可愛ええ彼女のあなたです!
俺とあなたは
元々幼なじみで
幼稚園から高校まで全部同じという…
まぁ俺は嬉しかってんけど?
でもな〜
あなたは可愛ええからさ
よく色んな奴に告白されててん
言うて、俺らも
付き合い出したの高一からやけど
うわ〜、思い出しただけでも
ムカついてきた〜
あなたは俺の彼女なんやからな!
絶対とんなよ!
そう言って
あなたは俺の前に来て
俺の顔を覗いた
うわ〜!
ん?って、可愛い過ぎるやろ〜!!!
もう絶対離さへん!
グイッ
俺はあなたの腕を引っ張って
抱きしめた
そう言いながら
あなたは抱きしめ返した
そう言って
2人で笑い合った
end
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。