放課後 。
あなた と 愛梨 は駅前のファミレスに 来ていた 。
他愛のないくだらないお喋りをしている 。
そんな中 、あなたは アノコト を話すか悩んでいた 。
ようやく 、決意を 固めた 。
「 あのさ 、 」
と意を決して言う 。
「 なになに~ ? 」
「 知ってるかもしれないけど 、私 、 」
1つ間を開ける 。そして
「 先生が 、好き 」
すると愛梨はやっぱり
「 うん 、知ってた 」
と答えた 。
「 だってあなた 、理科の授業だけ すっごい上の空だし 、ずっと 先生のこと見てるし 、その度に なんで相談して くれないんだろう って 思ってた 」
「 ごめん … ! 」
「 いいよ 、だって 今 言ってくれたじゃん 」
「 うん! 」
「 私は応援するよ 、あなたの恋 」
「 ありがとう… !! 」
「 水泳学習休んでたの って 、 もしかして 私が休んでるから … ?」
「 む 、それもあるし 、ちょうど 女の子の日と かぶってたからね 〜 」
「 そうなんだ !! 」
「補習一緒に 行こうね ?」
「うんっ! 」
「 あ ‐ あ 、私も好きな人 作らないとな ~ 」
「 愛梨に好きな人出来たら 、絶対応援するよ!! 」
「 ありがと〜あなた大好き 〜 」
愛梨がハグしてくる 。
「 私も 〜! 」
とハグをし返す 。
周りからは 変な目で見られてるかもしれないけど … 💦
「 お腹空いた !! 夜ご飯食べて帰ろ 〜 」
と愛梨の提案で、私達はファミレスで 夜ご飯も食べて行くことにした 。
お母さんに LINEをして 、何食べようかと メニューを 開く 。
「 私 ハンバーグにしよ〜 っと 」
と愛梨が言った 。
「 あれ 、愛梨 ダイエット中 じゃ ? 」
「 今日だけ 解禁 なの っ ! 」
と言ってドリンクバーに行った 。
「 私は何に しよっかなあ … ? 」
愛梨が戻ってきて 、
「 早く食べたいよお 」
というので 、私は
「 じゃあこれ ! 」
と 、チキンのトマトソースがけ を指さした 。
愛梨が お呼びだしボタン ? みたいなのを押して 、注文した 。
「 あ〜 、美味しかった ! 」
とファミレスを出ていると 、。
「桜井さん 、七瀬さん 」
私の大好きな 、甘い 、低い 声がした 。
「 先生 、!? 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。