『あ、はい?』
🐹「とつぜんごめんね〜、ちょっと場所変えれる?」
『あ、でも てひょんが……』
🦁「あ、いいよ、行ってきな。」
🐹「それじゃ、行こっか」
そう言って 私の手をひいて歩く先輩。
もしかして、さっきぶつかったことでめっちゃ怒られたりするってこと?( ˙-˙ )☜
それか 集団リンチにあうとか?!☜いやは
そんでまぁ、連れられるがままに来たのは ある場所の空き教室だったりしてもう あなたちゃん怖すぎて
『あの……私殴られたりしますか……?』
🐹「……え?」
『あ、いや、、あの……』
『今日ぶつかったことすごく反省してます!! ほんとにごめんなさい!! なので殴るのだけは……』
🐹「何言ってんの?」
『え……?』
🐹「安心して笑 別に殴ったりなんてしないよ笑笑」
『あ、え、?』
🐹「場所を変えた理由はね……」
🐹「これからとっても大事なお話しなくちゃいけないからなの……」
そう言うと 少しだけ口角を上げてゆっくりと 空き教室のドアを閉めた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!