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第2話

君の新風
795
2019/10/23 13:44
衣更真緒
衣更真緒
女の子?なんでアイドル科の教室に
遊木真
遊木真
あっ!
明星スバル
明星スバル
君が転校生?話は聞いてるよ!
明星スバル
明星スバル
ようこそ、夢ノ咲学院へ!
氷鷹北斗
氷鷹北斗
ようこそ、夢ノ咲学院へ!
遊木真
遊木真
ようこそ、夢ノ咲学院へ!
衣更真緒
衣更真緒
ようこそ、夢ノ咲学院へ!
氷鷹北斗
氷鷹北斗
お前らが転校生か、佐賀美先生から話は聞いている。
急遽新設されたプロデュース科の生徒、個別の教室などはまだ設けられていない。
なので一時的な処置だが、お前らは俺たちアイドル科の教室で授業を受ける。
なので所属は2年A組、俺たち3人と同じクラスになる。
あんず
あんず
3人…?
衣更真緒
衣更真緒
あーわり、俺日直の仕事あるから、片付けやっといて〜
明星スバル
明星スバル
ねぇねぇ君たち、名前なんて言うの〜?
あんず
あんず
あ、あんずです
あなた

…です

明星スバル
明星スバル
俺、明星スバル!よろしくね〜友達になろ〜!!
私たちの手を片方づつもって、ぶんぶんと振り回しながら言った。
そんなスバルくんを後ろに引っ張り、
氷鷹北斗
氷鷹北斗
すまん…俺は2年A組の委員長を務めている、氷鷹北斗だ。
しっかりと抱えられたスバルくんが北斗くんを親指で乱暴に指すと、
明星スバル
明星スバル
こいつ北斗だから、ホッケ〜でいいよ!
あとそこのメガネの人は遊木真だからウッキ〜!
遊木真
遊木真
もののついでに紹介されたぁ!?
間髪入れずにショックを受けた反応をすると、今度はすぐにこちらを向きながら目を逸らし、
遊木真
遊木真
えと、ご紹介にあずかりました…僕は遊木真です…よ、よろしくね
あんず
あんず
よろしくお願いします!
あなた

よろしくね〜

遊木真
遊木真
うぅ〜…
女の子とどう喋ったらいいか分かんない〜
あなた

は、はぁ…

氷鷹北斗
氷鷹北斗
うむ、うちは男性アイドルの育成に特化している学校で、
アイドル科は、ほぼ男子校みたいなものだしな。
男だらけの中に女の子2人だけ、という感じでなかなか馴染めないかもしれないが、
最大限にフォローする。
胸に手のひらを当てて、いかにも任せろ!と言ったような立ち姿だった。
明星スバル
明星スバル
うんうん!
遊木真
遊木真
うんうん!
氷鷹北斗
氷鷹北斗
これからよろしく頼む、転校生。
あんず
あんず
よろしくお願いします
あなた

よろしくお願いします

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