あーの、トゥワイスさんが「オーバーホール」って人連れてきたんですけど……
オーバーホールの後ろに私と似た人いるんですけど。
え?
うわ、目が合った。
この人、私のドッペルゲンガーなんじゃないの?
ドッペルゲンガーって、出会ったら死ぬんじゃ……
あ、弔くん激おこ?
マグ姉の、磁石がオーバーホールの頭に当たり鈍い音が鳴る。
バシンッッッ…‼︎
マグ姉が、吹っ飛んだ。
コンプレスが、飛び出し個性で圧縮しようとすると腕が吹っ飛んだ。
私は、瞬時にスナイパーでオーバーホールの頭を狙い撃つ。
うわぁ、人間を盾にして避けたよ。
あ、弔くんも盾にされた人に攻撃してる。
「冷静になったら、連絡してくれ」と名刺を投げるオーバーホール。
倉庫から出る時、私のドッペルゲンガーらしき人がこっちを振り向いた。
……あいつ私を誰かと勘違いしてるんじゃないの?
私、あいつのこと知らないもん。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。