最初の、種目は障害物競走?らしい
障害物が、あってそれを避けながら進むのかな?
知らない事ばかり…
なんか、ふさふさ頭の子が一位になった
次は、騎馬戦らしい
ふさふさ頭の子は、すっごくポイントを貰えてなんか大変そう
騎馬戦も終わり、休憩時間
私は、飲み物がなくなり自動販売機で買うことにし席をたった
自動販売機に、向かう途中雄英生徒とすれ違った
??『あー疲れた〜』
??『お昼でしっかりと休憩しましょう』
??『あの人、真衣さんに似てない?』
??『それ、思った』
私は、誰かに手を掴まれた
??『おめぇあん時の…』
??『君の妹、真衣くんが探しているんだ』
??『おう!』
私は、恐怖に襲われた
思い出したくない過去…
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母『真衣は、いい子ねぇ』
母『ふふ、そうね』
母『なんでもできる真衣に比べて…あんたは、何もできない』
母『しかも無個性の上に要領も悪い…はぁ
お前が生きていてなんの価値がある?』
母『あんたは、利用価値のない人間』
母『はよ、死ね』
毎日毎日、暴言や暴力
二人の機嫌を悪くしないため、沢山の人を演じてきた
この生活が数十年続き、もう本当の自分がわからなくなった
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??『お、おい?!』
私は、恐怖を感じた
あの頃を思い出すだけで、苦しくなる
??『気を確かに!!』
真衣は、恵の手を掴もうとした
??『おい、』
??『こいつは、なんでこんなに怯えてんだぁ?
お前の名前出してからだぞ』
雄英生徒の人と真衣が、言い合いをしている隙に恵が逃げた
??『お、おい!!』
もうもう、あんな家には戻りたくない
私の居場所は、今はある
とても、居心地が良く私に対して優しく接してくれる
あの居心地の良い場所を、失いたくない
私は、全力で走った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!