第3話

🌧
1,193
2020/09/26 08:30
学園長『ごほん!では、学園外に放り出しておきましょう。』
学園長『鍋にしたりはしません。私、優しいので。』
学園長『誰かお願いします。』
グリム『ぎにゃー!離すんだゾ!』
グリム『オレ様は…絶対、絶対!』
グリム『大魔法士になってやるんだゾー…!!』
学園長『まっ…少々予定外のトラブルはありましたが入学式はこれにて閉会です。』
学園長『あなたくん!来てくださいね』
学園長『各寮長は新入生をつれて寮へ戻ってください。』
学園長『…ん?そういえば、ディアソムニア寮、寮長のドラコニアくんの姿が見えないようですが…』
獅子の耳を持つ男『アイツがいないのはいつものことだろ?』
ターバンの男『あれ?もしかして誰も式のこと伝えてないのか?』
美しい男『そんなに言うならアンタが伝えてやればよかったじゃない。』
ターバンの男『うーん。でもオレ、アイツのことあんま知らないんだよなー。』
あなた『眠…』
老人口調の男『──おぉ、やはり。』
老人口調の男『もしやと思って来てみたがマレウスは来ておらなんだか』
老人口調の男『"また"式典の知らせが届いてなかったとみえる』
アズール『申しわけありません。消して仲間はずれにしたわけじゃないんですよ。』
リドル『どうも彼には声をかけづらいオーラがあるんだよね』
老人口調の男『まあよい。ティアソムニア寮の者はわしについてくるがいい。…あやつ、拗ねていなければ良いが…』
〘トコトコトコトコ〙
学園長『───さて、ユキさん大変残念なことですが…』
学園長『貴方には、この学園からで行ってもらわねばなりません。』
あなた『学園チョー、この子面白いジャーン』
学園長『…あなたは勝手なんです』
学園長『魔法の力を持たない者をこの学園へ入学させるわけにはいかない』
学園長『心配はいりません。闇の鏡がすぐに故郷へ送り返してくれるでしょう。』
学園長『さぁ、扉の中へ。強く故郷のことを念じて…』
監督生『長い夢だった…』
学園長『さあ闇の鏡よ!この者をあるべき場所へ導きたまえ!』
学園長『ゴ、ゴホン…もう一度。闇の鏡よ!この者を……』
闇の鏡『どこにもない…』
学園長『え?』
闇の鏡『この者のあるべき場所はこの世界のどこにも無い…』
闇の鏡『無である。』
学園長『なんですって?そんなこと有り得ない』
学園長『ああ、もう今日は有り得ないのオンパレードです。』
学園長『私が学園長になってから、こんなことは初めてでどうしていいか…。』
学園長『そもそも貴方どこの国から来たんです?』
監督生『実は……』
学園長『……聞いたことのない地名ですね。』
学園長『私は世界中からやってきた生徒の出身地は全て把握していますが、そんな地名は聞いたことがない。』






































ぬす
ぬす
LOOK
ぬす
ぬす
See
ぬす
ぬす
後なんだっけ…るっく…しー…うぉっちだ!ん?
ぬす
ぬす
あってたぁぁぁぁ!!!

プリ小説オーディオドラマ