🐻side
そっかそっかぁ、ジミナにもいい感じの人ができたんだ!
天使さまも、あの人はいい人そうだって言ってた!
何としてもジミナには
あの高身長イケメンとくっついてもらわなきゃっ
ロビーに降りてくる前に、二人のお部屋に寄ったんだけど…
たぶん、ジニヒョンのシャツかな?
それ一枚を羽織ったユンギヒョンが出てきて、首には大量のキスマークがついてた
多分、出かけられる状況じゃないと思って
僕たちは先に行こうって話になりまして…
ジミナはすぐ理解したのか、遠くを見つめて深くため息をついた
ジョングクに手を掴まれて、ぎゅっと握られる
ジョングクが肩にぎゅうっと抱きついてきた
ジョングクの髪が耳にあたって、くすぐったい
さすがにちょっと、意地悪しすぎちゃったかな
可哀想になってきた、かも…
でも拗ねたグガってかわいいから
たまにこうやって意地悪したくなっちゃうの
みんなも、わかるでしょ?
かっこよくて、可愛い恋人を持つと
大変なんだから
あれれ、…ぐが、本当に泣いてない?
ジョングクの耳に囁くと
グガは耳を真っ赤にして、顔を隠してしまった
🐰🐻
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。