※今回は腐要素と甘々要素が強いです
ワンチャン肌色注意出るかもなのでご注意を
よろしいですね?
では、どうぞ
アイクside
今の時刻は夜1時。もう月も高く、夜も更けていた
そんな時間まで残業で会社に残り、ようやっと終えて虫の息レベルで疲れてやっと帰ってきた
そしてリビングに入るとこれだ
目の前にはトロトロの顔で抱き着くwatoさん
テーブルには5つのお酒の缶、中は転がってるところを見るに4つだけなく、端に置かれたものだけはあるっぽい
そして床には投げ出された自分の部屋着が
要するにwatoさんが可愛い……じゃなくて、いやまぁ可愛いけど
こんな時間までwatoさんが起きているのはあまりない
いつもは仕事で疲れ果てていて11時には寝るはずだ
それかみんなとゲームをしている時はたまに夜更かししてこの時間くらいには起きてるが、watoさん以外の人が見られない限りそういう訳でもないのだろう
そう言うとwatoさんはふにゃふにゃの笑顔で
そう言いまた抱きしめてきた
その刹那、心臓の当辺りがキュッと締まる
可愛すぎる
自分の顔を見上げてこてんと顔を傾げる
上目遣いに火照った頬、そしてトロトロに解けた顔
全てが可愛く、そして全てが自分の隠された欲を引っ張り出す
残業の疲れなんてどこかへ吹っ飛んで行ってしまった
watoさんをぎゅうっと抱き締め返し、頭を優しく撫でる
するとwatoさんは手に擦り寄るように頭を揺らした
まるで猫のようで、可愛くって
けど少し苛めたいと言うちょっとした思いもあり、watoさんの顔に自分の顔を近づけた
するとwatoさんはキスをするのかと思って目を瞑り、キス待ち顔をした
それをスマホで音を出さずに写真を撮る
そして鼻と鼻をくっつける
するとwatoさんは驚いたかのように目を開けて
と言われた
茶化すように言うと、watoさんは顔を真っ赤にしてこくりと頷いた
いつもじゃ恥ずかしがって「んな訳ないやん!!」と怒るが、さすがお酒の力
いつもより素直なwatoさんにより欲を煽られる
少し不満そうなwatoさんの頬にチュッとキスをすると、より不満げな顔になり
急にwatoさんが自ら自分の唇にキスをした
そして拙くはありつつが自ら舌を絡めようと頑張っている
それが下手くそなのものすごく可愛くて、思わず後頭部をガシッと掴んで離さず、舌を絡める
ずっとキスを続けていると、watoさんが弱々しく胸板を叩いた
少し名残惜しいが、唇を離す。すると自分とwatoさんの間につうーっと銀の糸が紡いだ
ハァハァと息を荒くしているwatoさんの顔は真っ赤で、目はトロンと蕩けている
そしてそんな目で自分を見つめ、そのまま
なんて言いながら手を自分の首に回してぎゅっと抱きしめる
あーあ
そう言い寝室に行く時間ももどかしく、リビングでwatoさんを押し倒してそのまま欲望のまま喰い散らかした
次の日、記憶が消え去ってたwatoさんに怒られたこととリビングを汚したまま後処理せず寝たから一番最初に起きたバステンさんに笑われたのはまた別の話
〜あとがき〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。