悪かったね、お客さんじゃなくてさ.....。
父さんが何を言ってるのか、ホントにわかんない。
私がどこで何をしようが、あまり関係ない気がするのに。
それに、今まで放置されてた私の身にも.....。
同じ人の親だし、何か考えたりしてるのかと思ったけどそうでもなかった。
小さい頃からずっと一緒。
こっちの都合はお構い無しで、自分の思い通りにならないと無理やりにでもさせてくる。
振り回されるこっちの身にもなって欲しい。
RAD WEEKENDの時だってそう。
来たこともないはずのビビットストリートのライブハウスで、私がいるのが分かってた。
音楽禁止っていうのもワケわからない。
もし本当に私のことを思ってくれてるなら、それは大きな間違いだ。
今の私には口を出さないで欲しい。
贅沢かもしれないけど、今の私にはそれがちょうどいいんだ。
変な束縛や言いつけは要らない。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。