〜 in 大学 〜
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「あ!廉おはよー遅かったな!」
「またかよ、笑」
「朝飯食ってねぇの、?笑」
「あ、そういえば昨日可愛い子居てさー、…やっぱりお前もくるべきだったって、」
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なんて言われるかな、
廉の顔が見たいけど、…怖い…、
「おー、廉言うね〜笑」
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紫耀と手を繋いで使っていない教室に入った。
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しばらく下を向いていたら、急に紫耀の匂いでいっぱいになった。
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あ、…やばい、廉に噛まれてる跡バレたかな…
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…なんで、バレたの、…
もしかして、既視感がある あの匂い は廉と同じ吸血鬼の匂い、?
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こ、これって、…血吸われちゃう…、かな、
ドキドキしてきた、…
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紫耀に壁まで迫られ、段々と顔が近づいてくる。
廉の時には感じない、このドキドキ…なんだろう、
to be continued
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。