克樹「それから教室戻った俺は、お前とどう接したらいいかわからなくて、あんな態度取ってた…ごめん」
「いや、それはいいんだけど…え？」
「克樹が私のこと…？」
克樹「お前、気付いてなかったの？」
「うん…」
克樹「…はぁ、俺超だっせぇじゃん！」
すると彼は私の前に膝跨いだ
克樹「俺、初めて会った時からずっと、あなたのことが好きです」
「…えっ///」
克樹「俺と付き合うこと…考えて欲しい」
克樹「ちゃんと守るから…」
「克樹…」
克樹「返事は今じゃなくていいから！」
克樹「…文化祭終わったら聞かせて？」
「うん…」
克樹「さ、帰ろっ！」
「うん…」
それから私たちは会話をすることなく帰宅した
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！