第4話

〜日常 3〜
1,734
2020/12/02 13:00
隣の席は彼だから、授業でわからなかったら教えてもらう



「克樹っ!これなに?」


克樹「これはこうだよ」


「ありがとっ!」


先生「はい、じゃあ姫野、ここは?」


「……です!」


先生「正解」




こんな感じで授業を受ける



チャイムが鳴り、休み時間になると廊下から黄色い歓声が聞こえる



女「嶺亜先輩!」


女「今日もかっこいい!」



「今日もすごいねぇ」


嶺亜「あなた〜♡」


嶺亜「早く学校終わらないかなぁ」


「まだ1限目が終わったところだよ?」


女「あっ、琳寧くん!」


琳寧「みんなやっほー!」


琳寧「あなたもやっほー!」


「りんちゃんやっほー!」


嶺亜「琳寧も来たんだ」


琳寧「いつも来るでしょ!」


嶺亜「あははっ」


克樹「2人とも特に何もないのに来るよね」


琳寧「いやあるよ?」


嶺亜「あなたに会うのが目的だね」


克樹「ああ…笑笑」


「休み時間なんてすぐ終わっちゃうんだからわざわざ来なくても」


嶺亜「1分1秒でも一緒にいたいの!」


克樹「はいはい、そろそろ時間だよ」


琳寧「えぇ〜今日はあと移動ばっかだからまたお昼ね〜」


「はーい!」


嶺亜「俺もお昼に来るね?」


「うん、あとでね!」



2人が教室を出るとチャイムが鳴った



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