第5話

1,977
2020/04/08 12:03






side:重岡













昼休みに川瀬のバイト先で勉強するって


決まってから俺の体内時計はあっという間に


過ぎて放課後になった。あれ、俺なんで


こんなに楽しみにしてるんやろ?







































『よっしゃ!遊びに行くで!』



神山「勉強するんやで」



小瀧「あれ、川瀬は?」



間宮「あなた時間やばいから先に行くって。
後からのんたらちんたら来てーって言ってた」



藤井「なに食べに行くん?」



『お、流星起きてんの珍し』



藤井「神ちゃんに甘いもん
食べに行くって言われたから」



小瀧「神ちゃんも勉強する気ないやん(笑)」



神山「んなっ、勉強しながら食べるんやし!
てか流星甘いもんあんまり好きやないやろ」



藤井「まあ。実際のところは
川瀬のバイト先なら美女いそうやから」



小瀧「川瀬のバイト先キャバクラ?爆笑」



間宮「私の知ってる限りじゃ男の人が大半だけど」



『え?』



「「、、、」」



『え?!?!?!』























































なんでみんなしらけたん?まあええわ( )


唯一、川瀬のバイト先を知っている間宮に


連れてこられたのはいろんなお店がある繁華街。


間宮はとあるお店の前で立ち止まった。











































間宮「ここです」



『え?』



藤井「、、、美女どこ?」



神山「甘いもんどこ?」



小瀧「ひゃははははは爆笑
ラーメン屋やん!!!爆笑爆笑」



『騙された!!!!嘘やろ?!
もっとなんかこう、お洒落な
こじんまりとしたカフェちゃうの?!』



間宮「私何も言ってないし。
偏見するのは良くないと思います」



藤井「俺のオアシス美女が〜〜〜、、、寝たい」



小瀧「颯爽と寝ようとすな(笑)
ええやん、ちょうど腹減ってるし!」



神山「ケーキ、、、ショートケーキ、、、」



間宮「はうかわいいっ、」



『え?』



「「、、、」」



『え?!なにさっきから?!?!』



間宮「ごめんごめん、まあこのラーメン屋
じゃなくて隣のこちらですよ的なね」



小瀧「あ、ちゃうんや」



神山「!!!これこそ俺が求めてたやつや!」



藤井「このカフェ絶対美女おるやん!」



『うおきたこれ!!!!』






























































川瀬が働いとんのはごっついラーメン屋とは


裏腹に清潔感のある小さいカフェ店やった。


これ、これやでみんなが求めてたやつは。


少女漫画よくありやろ?!?!?!


きっと俺らここの常連なるから


ポイントカード作っとかなあかんわ( )












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